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服装マナーには気をつけて…サン・ピエトロ大聖堂を訪れるときの注意点



ビジネスウーマン
 
壮大な芸術建築についつい教会であることを忘れてしまいがち。


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しかし、そこはやはりカトリックの総本山。入場前にはそれなりの審査が待ち構えている。

 

大聖堂を見学する際の難所

「ベルニーニの関所」(と、私は呼んでいる)
柱廊下でイタリア警察による荷物検査とポケットの中身を出し、金属探知機(メタルディテクター)を通過。空港のチェックインと同じ要領なので、そんなに難しいことはない。持ち込み禁止はナイフ、はさみ、カッターなど。

ベルニーニ関所の次は、バチカン警察による「辛口ファッションチェック」があり、ここはベルニーニ関所よりも難関だ。
短パン、ミニスカート、ノースリーブ、ビーサンはセンスな~い!
短パンやミニでなくても膝小僧が見えていたら、それもセンスな~い!
「こんな服装はダメですよ」と世界中の人がわかるようにイラストで描かれた例があるので、それを事前にチェック。自分のファッションがそれにあてはまる場合、“着替える”または、“一か八かファッションチェックを受けてみる”。

 

自分の服装が心配なときには…

一か八かチェックを受けようとする方に朗報!
聖堂近くの売店にスカーフが売っているので、それを腰に巻いたり羽織ったりして、ファッションチェックを通過することができる。スカーフの柄はローマにちなんだ名所がデザインされており、お土産用にもなるので無駄にはならない。
ただし、こうならないために、マナーと服装は事前に確認してから行くことをおススメする。

 

スタンダール・シンドローム

「スタンダール・シンドロームに気をつけろ!」
フランス人作家スタンダールが、イタリア芸術に圧巻され、眩暈と動悸を起こしたことから、その名が付けられた。
サンピエトロ大聖堂を訪れた観光客にもその症状が稀に見られるようだ。確かに、440体以上もの像と華美な装飾、壁画に圧倒されることは間違いない。

しかし、医学的な根拠や原因などは解明されておらず、また、日本人やアメリカ人の発症例は少ないとの報告もされている。
大聖堂内は壁画、天井、床など360度見どころ満載なので、首への負担は半端ない。それが原因で不調を起こす可能性は否めないところではあるが、とりあえず感受性豊かな方も要注意。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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