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バストアップや隆鼻術の美容整形手術での異物拒否反応について



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バストアップや隆鼻術の美容整形手術を行う場合、「ヒアルロン酸」、「バイオアルカミド」、「シリコン」、「プロテーゼ」などの異物を体内に挿入または注入することが一般的となっています。

ですが、もともと体内で作られたものではない異物を体内に取り込むことに対し、危険性は伴わないのでしょうか?


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それでは、「ヒアルロン酸」、「バイオアルカミド」、「シリコン」、「プロテーゼ」などの異物と、それに対して身体が起こす反応について、考えてみることにしましょうね!


「ヒアルロン酸」、「バイオアルカミド」、「シリコン」、「プロテーゼ」の異物拒否反応


ヒアルロン酸

まずは「ヒアルロン酸」です。「ヒアルロン酸」とは、もともと人間の体内に存在している物質です。つまり、人体にとっては安全な物質であると判断することができますが、そのような「ヒアルロン酸」であっても、美容整形手術に於いては、トラブルの原因となることもあるんです。

それは、どのような場合なのでしょうか?

たとえば、隆鼻術のために、鼻へ「ヒアルロン酸」を注入したとしましょう。この場合には、1年以内を目途に、体内へ吸収されてしまうため、特に人体に大きな影響を及ぼすことはありません。

問題は、バストアップ。この場合には、分子の大きな「ヒアルロン酸」を、大量に体内に注入することになります。

すると、年数の経過により、一部が固まり、しこりのような状態になってしまうことがあるんですね。また、痛みを伴う場合もありますので、身体に異変を感じたら、即座に手術を受けた病院へ相談し、処置を行ってもらう必要性が出てきます。

「バイオアルカミド」

そして、「ヒアルロン酸」と同じような役割を果たす成分に「バイオアルカミド」というものがあります。こちらはおもに隆鼻術に用いられていますが、「ヒアルロン酸」が「吸収性」であるのに対し、「バイオアルカミド」は「非吸収性」。つまり、体内に自然に吸収されることはなく、半永久的な効果を期待することができます。

ですがこの成分は、いったん体内に取り入れると、取り出すことが非常に困難であるという、大きなデメリットを持っています。また、「バイオアルカミド」でアレルギー反応が起きることも、少なからずあります。

「バイオアルカミド」での美容整形手術をお考えの方は、まずは病院にて、「バイオアルカミド」に関する詳しい説明を受けてみて下さいね。

「シリコン」と「プロテーゼ」

そして、「シリコン」と「プロテーゼ」です。これらはもともと同じ性質を持っている物質ですが、「シリコン」の進化系が「プロテーゼ」である、という認識で、お話を進めていきましょう。

これらの物質は、体内に挿入後、10年前後で劣化することが考えられ、それが「異物拒否(拒絶)反応」として、体内で変形する、硬くなる、皮膚を突き破り皮膚の外部に露出する、などのトラブルが起こる危険性を持っています。

「異物拒否(拒絶)反応」とは、身体が本来持っている「免疫力」が、体内に入り込んできた異物を「危険物」であるとみなし、体外へ排除しようという本能によるもの。

「シリコン」、「プロテーゼ」は年々進化を続け、安全性を前面に掲げている病院も多く見受けられます。

ですが、あなたご自身がもともとアレルギー体質である場合などには、このような物質を体内に取り込んだ場合、上記のようなトラブルに見舞われる危険性が高いという認識を持っておく必要がありますね。

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カテゴリ: 整形・プチ整形

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