知的かつ個性的。ブラックビューティの祭典「BETアワード」レポート
女優ルピタ・ニョンゴをはじめ、今ブラックビューティが注目されています。
彼女達のファッションセンスは個性的ながらオシャレでもあり、多くの人が憧れを持ちます。
BETアワード?
そんなブラックビューティ達がドレスアップして集まるお祭りが、BETアワードです。
アメリカではとても有名なBET(ブラック・エンターテイメント・テレビジョン)というアフリカ系アメリカンの為のケーブルテレビチャンネルのアワードで毎年大きな話題になります。
BETアワードファッションチェック
今年もつい先日開かれ、そのファッションをチェックせずにはいられません。
まず多かったのが、ホワイトカラーを着たセレブ達です。
坊主頭がトレードマークのアンバ・ローズは胸元が大きく開いたホワイトのシンプルなガウンドレスにシルバーのベルトを、歌手のアシャンティはスリーブとウエストの一部にレースを用いた、Michael Costelloのガウンドレスでセクシーに登場しました。
その他にも女優のガブリエル・ユニオンはMaria Lucia Hohanの美しいプリーツが入ったホワイトガウンドレスにブラックのニーハイブーツを、レジーナ・ホールはクールなChagoury Coutureのホワイトスーツを着こなしており、トレンドのホワイトカラー使いがまだまだセレブの間でも人気があることが感じ取れます。
明るいカラーも負けていません
一方ブラックビュティーが最も映える、明るいカラーのファッションもやはり話題にのぼります。
テレビパーソナリティーのクラウディア・ジョーダンはパールイエローのドレスに流行のステートメントネックレスを、元デスティニーズ・チャイルドのミシェル・ウィリアムズはOlcay Gulsenのフォレストグリーン、カットアウトドレスにSaint Laurentのサンダルを、ジェニファー・フリーマンはネオンピンクのホルタードレスをそれぞれ着こなし、ブラウンスキンがより美しく見え素敵でした。
落ち着いたシックなカラーのコーディネート
落ち着いたカラーでまとめたのは、いつもオシャレなアンジェラ・シモンズはValery Kovalska の2014秋冬コレクションからメッシュを用いたハードなブラックドレスにGiuseppe Zanottiのクロコダイルモチーフのサンダルを、タメラ・モーリーはネイビーブルーのYigal Azrouelパイソン、フロントジップミニドレスにSaint Laurentのシルバーとブラックのキャップパンプスを着こなし、大人女性のパーティスタイルとして参考になります。
またお得意の個性的なデザインのファッションも光っていました。
若者に大人気のゼンデイヤはEmanuel Ungaroのブルーとブラックのボンバージャケットとスリットの入ったマキシスカートを合わせ、キャップをかぶるなどスポーティな印象のスタイルを、キキ・パーマーはエジプシャンなイメージのAlon Livneのホワイトとゴールドのミニドレスで、スカート部分や胸元にシースルーが使われ、とてもセクシーで、シューズはSaint Laurentのプラットフォームでホワイトカラーでまとめていました。
全体的にはやはりトータルや一部でホワイトを取り入れたセレブが多かったことが印象的でした。
またインパクトのあるプリントものよりは、ワンカラーやさりげない柄物などを着こなしているのも興味深かったです。
日本人にはあまり馴染みのないブラックビューティかもしれませんが、彼女達のファッションをチェックすることでよりファッションの幅が広がるのではないかと思います。