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伊豆大島ジオパーク②三原山周遊コースでハイキングを楽しむ。三原山で火山を体感



伊豆大島ジオパーク

 

伊豆大島のシンボルでもある標高758メートルの三原山。ゆるやかな上り坂が続くので登山というよりもハイキング感覚で楽しめるカルデラ形成の山となっている。

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島に着いてしまえばアクセスは便利です

周遊は6コースがあり、所要時間は一番短いコースで15分、最長でも2時間半と比較的手軽に楽しめる。メジャーなコースは、三原山頂口から内輪山を一周して戻る“お鉢巡りコース”で所要約2時間20分。
元町から山頂口までバスが出ておりアクセスが便利なのでおすすめ。ただし、最終のバスが早いので最新情報をチェックすることをお忘れなく。

 

 

展望台から見る三原山周辺のジオ

大島ジオは度重なる噴火により島自体が形成されているため、島全部がジオパークといっても過言ではない。地球が生きていることを実感できるスポットとして各ポイントの展望台がおすすめ。
また、三原山のお鉢巡りでは各見所に展望台があるので、お見逃しのないように!

 

 

三原山 山頂口展望台

山頂口から展望台までは徒歩約45分。
ルートやアクセスなどが簡単で、一番メジャーな火口展望台ともなっている。中央には地下のマグマが噴出する火口があり、深さはサンシャイン60(約240メートル)がすっぽり入ってしまうほど。噴火が起こるたびに火口の形は変わっていく。

 

 

三原山山頂 火口展望台

火口だけでなく、大島の島々や景観が見渡せる展望台。大島の地形がよくわかるのでおすすめのスポット。剣ガ峰、三原新山、外輪山、伊豆半島、富士山なども眺望できる。

 

 

三原山山頂 火口西展望所

西展望所からは東側と北側の火口壁を見ることができる。
同じ火口でも場所によって壁の色が違うので、全く別の火口にも見える。1986年の噴火の痕跡として溶岩が垂直に冷え固まり柱のように並んでいる柱状節理を見ることができる。

 

 

三原山山頂 火口南展望所

火口内が一番見える展望所。
雨風などで火口壁がはがれ落ち、底には土砂が蓄積しているとは言うものの、直径300メートル以上の大きく開いた穴は迫力満点だ。
気象庁の発表によると1993年ごろまで地表の温度は150度を超えていたそう。現在は最高温度が60度となっているそうで、確かにほんのりと暖かい。

 

 

剣ガ峰 火口展望所

三原山火口の東側で一番高い場所となっており、剣ガ峰と呼ばれている。
三原山山頂は遊歩道が整備されているので、道なりにぐるりと周れば自ずと剣ガ峰に辿り着ける。
 

遊歩道分岐点 剣ガ峰展望所

新しい溶岩遊歩道を通り、大島温泉ホテル方面へ向かうルートと山頂口へ戻るルートの分岐点の見所。地下で熱せられた雨水や地下水が水蒸気となり地表から湧き上がっている。冬になると噴気が激しくなるが、有毒な火山ガスはとりあえず出ていない。

 

 

新火口展望台

国道207号沿いにある三原山と櫛形山の全景が望める展望台。
後ろには伊豆半島、箱根、富士が見える絶好の撮影スポット。
あまりメジャーではないので人が少なく、絶景を独り占めできること間違いなし。カルデラ縁と呼ばれる地帯で、溶岩に咲いた植物をみることもできる。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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