ブラシを使いこなしてジェルネイルを極める!!ネイル筆の種類と使い方
ジェルの扱いに慣れてくると、様々なアートを楽しみたくなりますよね。フレンチデザインやブロッキング、ドットなど、デザインの幅も広がってきます。
ただジェルネイルを始めたばかりの頃は、ラインが歪んでしまったりうまくフレンチラインを描くことができなかったりして綺麗に仕上げることができなかったりしますよね。またドット柄などは平筆を使っていたのでは綺麗な円を描くことができません。
そこでおすすめしたいのが、ブラシを使い分けることです。
ジェルネイルをするにあたってはブラシにジェルを取って爪にのせていく必要がありますが、ジェル用のブラシには実は様々な種類があります。そしてこのブラシを使い分けることによって、信じられないくらい綺麗なアートをすることができるのです。
それぞれのアートに適したブラシをご紹介させていただきます。
平筆
ジェルネイルをするうえで最もスタンダードなブラシが平筆です。
平筆はベースジェルを塗ったりトップジェルを塗ったり、ベースカラーを塗ったりというように、ジェルアートの”土台”を作る際に使用します。また範囲が広い部分にジェルをのせる際にも平筆は便利です。
そしてこの平筆ですが、できれば3サイズくらいをそろえておくことをおすすめします。
平筆の幅ですが、3mm程度のもの、5mm程度のもの、8mm程度のものがいいでしょう。
細めの筆はアートをする際や小指などの幅が狭い部分にジェルを塗る際に、中くらいの幅の筆はベースジェルやトップジェル、ベースカラーを塗る際に、そして大きめの筆は親指など幅が広い部分にジェルを塗る際に使用します。
ここで、「平筆なんて、細いのが一つあればいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかしジェルというのは、細い筆で広い範囲に塗っているとデコボコになってしまったり、筆の跡がついてしまったりすることがあるのです。ジェル用のブラシはネットショップ等を利用すればかなり安く購入することができますので、大・中・小の3サイズくらいは揃えておくことをおすすめします。
サークル型ブラシ
サークル型ブラシとは、筆先が丸い形になっているブラシのことです。
爪の生え際にジェルを塗る際、甘皮にジェルがついてしまったという経験はありませんか?
そういう方におすすめしたいのが、筆先が丸くなったブラシです。
サークル型のブラシを使用すると、甘皮付近の丸みに筆先を沿わせるようにジェルを塗ることができるため、甘皮にジェルが付着するのを防ぐことができるのです。
アート用ブラシ
アート用ブラシとは、筆先が細くなっているブラシのことをいいます。
このタイプのブラシは、ブロッキングをしたり模様を描いたりする際に使います。筆の根元が太く、そして筆先が細くなっているため、筆圧を高くすれば広い範囲ジェルをのせることができますし、筆圧を軽くすれば細かい模様を描くことができます。
色々なアートにチャレンジしてみたいという方は、ぜひアート用ブラシをGETしておいてください。
フレンチ用ブラシ
ネイルアートの定番デザインといえば、やはりフレンチネイルですよね。
ただ、アート用ブラシや平筆を使用していたのでは、なかなか綺麗なフレンチラインを描くことができないという方も多いかと思います。
この点、フレンチ用ブラシは筆先が斜めにカットされていますので、ブラシをまっすぐに運ぶだけで綺麗なフレンチラインを描くことができるのです。フレンチラインを綺麗に描くことができるようになるとアートの幅も広がりますので、ぜひフレンチ用ブラシをゲットしてトレーニングしてみてください。
細筆
ジェルアートをする際、意外と役立つのが細筆です。
細筆は、細いラインを描く際やとても細かい模様を描く際、ペイズリー柄のような曲線を描く際に使用します。
この細筆は5、6本100円で販売されているものもありますので、リーズナブルなものを見つけて使い捨て感覚でアートに使用するというのもおすすめです。
ドット用ブラシ
ジェルネイルの人気デザインに、ドット柄があります。
全体にドット柄を描いたものやドット柄のフレンチ、爪の一部分にのみドット柄を取り入れたデザインなど、様々なバリエーションがあります。ただ、ドット柄というのは綺麗な円を描けて初めて綺麗に見えるものなのですが、通常のブラシではなかなか綺麗な円を描くことができませんよね。
そこでおすすめしたいのがドット用ブラシです。
ドット用ブラシは、他の筆とは異なり筆先まで金具でできているもので、よく見ると先が丸くなっています。
筆のサイズによってこの丸い部分の大きさが異なり、大きめのドットを描きたい場合には大きめのサイズを、小さめのドットを描きたい場合には小さめのサイズのブラシを使います。
筆先にジェルをのせて、ネイルの上にちょんちょんとのせるだけで綺麗なドットを描くことができますので、ドットアートを楽しまれる方は是非試してみてください。