女性だから本気で悩む「バスト整形と乳がん検診」

バストの整形をしてみたいけど、どうしてもためらいがあって、なかなか踏み切れない・・・。そのような女性は多いことでしょう。
もしもあなたが今、バストの整形を考えているのであれば、ためらう理由はなんですか？
費用？後遺症？

人それぞれ、様々なためらいを伴うのが美容整形手術ですが、バスト整形をためらう理由の中には、「乳がん検診はどうなるの？」という心配が含まれているのではありませんか？

バッグ挿入後はマンモグラフィー検診ができない

バスト整形の代表的なものには、「脂肪の注入」、「バッグの挿入」、「ヒアルロン酸の注入」があります。

まず、マンモグラフィーという機械による検診ですが、「バッグの挿入」を行った場合には、基本的に受けることができません。
マンモグラフィーによる検査は、バストを機械で挟み、かなりの圧力をかけて圧迫を行う検診です。
つまり、「バックの挿入」を行ったバストに対しマンモグラフィーの検診を行った場合、最悪の場合には、身体の中でバッグが破裂をおこしてしまう恐れがあるんですね。
「バッグの挿入」でバスト整形を行った場合には、「触診」と「レントゲン検査」で乳がん検診を受けることになります。

「脂肪の注入」「ヒアルロン酸の注入」後の検診は医師の確認が必要

そして「脂肪の注入」と「ヒアルロン酸の注入」に関しては、マンモグラフィーでの検診が行える場合とそうでない場合がありますので、検診時に、担当医へ「触診」と「レントゲン」での検査を希望する旨を伝えましょうね。

乳がん検診で、バスト整形を周囲に知られたくない！

「触診」であっても「レントゲン」であっても、バスト整形の痕跡はレントゲンに映し出されますので、バスト整形は必然的にバレてしまいます。
これを避けたい場合はバスト整形を受けた病院で、乳がん検診を行ってもらうことをおすすめします。
この場合、保険が適用になる場合とそうでない場合がありますので、事前に病院に確認を行っておくとよいでしょう。

未出産の女性にはバスト整形をオススメできない

また、バスト整形をあまりオススメできない方もいらっしゃいます。それは、出産経験のない方です。
将来的に出産を考えた場合、出産後に必要となるのは「赤ちゃんへの授乳」ですよね？
正常なバストの状態であれば、スムーズな授乳を行うことができますが、「乳腺炎」などにより、乳腺が詰まってしまった場合には、助産婦さんや看護師さんによる「乳腺マッサージ」が行われます。

この際に、整形したバストだと「異物」が障害となりなり、スムーズにマッサージを行えない場合があるんです。

バストは女性のシンボルとも捉えることのできる、大切な部分です。
それだけに、いつまでも美しさを保っていたいと考えるのは、女性として当然の心理でしょう。
ですが、バスト整形を行うことにより生じる不自由があるということも、覚えておいて下さいね。

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