サルバトーレフェラガモの香水「シニョリーナ」
近年、女性の間で人気になっているサルバトーレフェラガモの香水。
実際につけたことはありませんが、某有名人の方がつけているという噂を聞き、テスターを匂いにいったのを覚えています。
そのサルバトーレフェラガモから、シニョリーナというおしゃれな香水が登場しましたので、ご紹介させていただきます。
女の子らしいシニョリーナ オーデトワレ
シニョリーナはかわいい女の子をイメージさせるそのボトルデザインもさることながら、通常、オーデトワレもオードパルファムも香りは変わらず、賦香率が違うだけという商品が多いですが、シニョリーナは匂いが違います。
オーデトワレはどちらかというとインカントチャームの流れを汲んでいそうな、「ザ・女の子」という香りです。柑橘系の爽やかさを持ちつつ、ローズのフローラルさがだんだんと漂います。
私が匂ってみた感じでは、ライトボディでつけやすい印象を受けました。爽やかな愛され女子に人気の一品ですね。
重厚な甘さのシニョリーナ オードパルファム
オードパルファムはそれとはうってかわって、甘い重厚感が漂います。同じ愛でもトワレが彼氏からの愛なら、パルファムはご主人様からの愛という感じでしょうか。
スパイシーで官能的なピンクペッパーから、ゆっくりとジャスミンが上品に顔を見せ、ムスクの甘さを引き出します。落ち着きを見せる大人の女性でもぴったりですし、「こうなりたい」という願望を香りから表現したい方にも満足いく逸品であることは間違いないです。
付け方を注意したいシニョリーナ
注意する点としては、香水の付け方です。
オーデトワレは通常通り温度の高くなる場所(手首や耳たぶの裏あたりの首筋)につければいいのですが、オードパルファムは先程もご説明したとおり、賦香率が若干違います。匂いの持続性はいい分、トップノートも苦手な人には重たく感じます。
そういった場合は、腰回り、膝裏につけてみましょう。鼻から遠いほどゆっくり上に匂いが登ってきます。
シーンによってはつかうのを避けたほうがいい場合もあります。
私は個人的にレストランなど、食事の香りを楽しむシーンでたっぷりオードパルファムをつけるのはNGだと思っています。つけるのであれば、膝裏、ないし足首付近につけてもいいかもしれません。
なるべくゆっくりと香る場所で、他の香りを邪魔しない程度に好きな匂いを纏うのがいいでしょう。
ちょっと待って「お嬢さん」
香りのマナーを意識しつつ、サルバトーレフェラガモのシニョリーナを試してみてはいかがでしょうか。そんなにたっぷり香水をつけられたらご飯の香りが楽しめなくて困るよ、と言われるよりは、ちょっと待ってよ「シニョリーナ」と男性から声をかけられる、キュートで愛くるしい女性でありたいですよね。