香水は難しくない!もっと気軽にフレグランス
香水をつけるというのはどういうことなのでしょうか。
街で見かけた女性に尋ねても、ほとんどの方がつけていないというのが昨今の現状です。それだけ香水が私たちの文化から離れつつあるのです。
今回は香水を纏うことの意味を考えてみたいと思います。
香水をつける。それは自分の好きな香りを纏うこと
私は、自分の気分をあげてくれ、私という人間を語る方法であり、腕時計やジュエリーと同等に扱うものだと考えています。
女性が普段外出する際に、化粧をします。おしゃれにファッションをコーディネートします。それと同様に扱っています。
今日のファッション、今日の気温、今日出かけるシーンに合わせて香水をチョイスします。私の自宅には、常に10本以上の香水があります。
ただ、それは私が香水を集めたり、つけたりするのが好きだからです。今現在、香水に興味のない人にそれを全て押し付けるつもりはありません。
どんなに香水を嫌う人でも好きな香り、いいなと思う香りは必ずあります。これは必ずと断言できます。
試しにデパートやショッピングモールなどの香水売り場に行ってみてください。いつもその好きな香りをまとえるということが楽しくて嬉しいのです。
つけ方ひとつで気分も変わる
香水は私たちの気分まで変えられるのです。私は香りを纏うことで自分のモチベーションをあげているのです。
時には官能的なムスクの香りも漂わせます。普段はシャイな自分に自信を与えるためです。嫌な日常にホッとする時間を与えてくれたり、癒やしという効果も少なからずあります。
また、例えば、今日は天気がいいし、気分もいい、だから元気な今日の自分をアピールしたい。そんな時に私はシトラスなど、柑橘系の爽やかな香りをつけます。
あるいは、女性とデートをする時に、優しい男子をアピールしたかったり、男性的な印象を与えたい場合はバニラやムスクなどの甘めの香水で、優しく包み込みます。
香水は私の代弁者です。女性が今日のルージュは何色にしようか、服は何を着ようかと考えたり、あるいは男性が今日のネクタイは何にしようかなどを考えることと同じなのです。
もっと自由に香水を
ワンプッシュするだけで単純です。メイクアップほど難しくもありません。ただ、そのワンプッシュをするかしないかだけで、その人の印象はガラッと変わります。
香水はどんなものでもストーリーを語ると私は考えています。トップノート、ミドル、ラストと香水のストーリーを今日の気分と一緒に語ってみませんか。
口で語るのはちょっぴり野暮なので、あなたも今日から香りで語ってみませんか。きっと口ほどにものを言いますよ。