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ケロイドを治したい色々な治療方法



ケロイドにお悩みの方は、大勢いらっしゃることでしょう。ところが、ケロイドといっても、それはひとくくりにできない、様々な原因、そして症状があるんですね。ケロイドが起こる原因は、「生まれつきの体質によるもの」、「手術や治療痕が原因となり、起こるもの」、「ヤケドなどの外傷により起こるもの」などがあります。

顔のシミを気にする女性

また、ケロイドと非常によく似た症状に「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」があり、医学的には別な病気として分類されていますが、一般的には「真正ケロイド(体質が原因となりうる、先天的なもの)」と、「肥厚性瘢痕(ヤケドや手術痕が原因となる、後天的なもの)」を総称して、ケロイドと呼んでいるようです。

さてそれでは次に、ケロイドの治療に関するお話をさせて頂くことにしましょうね。

ケロイドの治療が行えるのは、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科です。たまに、エステティックサロンや美容サロン(医師免許を持つ施術者が存在していない施設)などで、「ケロイド治療」と謳っている場合がありますが、この場合に行われる「レーザー治療」は、「医療用のレーザー治療器」での治療とは異なります。そのようなサロンでの施術は、医療機関での治療を終えたのちに、美容を目的として行うものであるという認識を持っておきましょうね!

では、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科などでは、どのようなケロイド治療を行うのでしょうか?それでは、美容皮膚科で行われている治療方法を、調べてみることにしましょう。


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ケロイド「薬物療法」「圧迫療法」「放射線療法」「レーザー治療」

まずは「薬物療法」です。

この治療方法には、「ステロイド剤のテープ」、「軟膏」などの外用薬、そしてステロイド剤の注射による治療、抗アレルギー薬の投与などによるものです。これらの薬物は非常に強力な成分であるため、専門医により慎重に組み合わされた治療や処方が行われます。

次に「圧迫療法」。これは、テープやシリコンシートを用い、傷痕の盛り上がりを抑えることを目的とした治療方法です。初期のケロイドには、たいていこの方法での治療となります。

そして「放射線療法」、「レーザー治療」のような、「医療用機器」を用いての治療があります。この方法で治療を行うと、傷痕がかなり薄くなることが期待できます。

ですが、前述の通り、ケロイドには2通りあります。「肥厚性瘢痕」のように後天性の強い場合には、かなり傷痕は目立たなくなりますが、先天性の強い場合には、何度も再発してしまう恐れがあり、治療にはかなりな根気が必要です。また、傷痕が綺麗さっぱりなくなるかといえば、まず、それは難しいと考えておいて下さい。

これってケロイド?そう気付いたらすぐに、上記の医療機関で診断を受けて、早期治療に努めましょう。

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カテゴリ: 整形・プチ整形

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