ベアミネラルVSオンリーミネラル　ぶっちゃけどっちがいいの？

ミネラルファンデーションって言うと、ナチュラル志向が高まった最近になって開発されたものだと思っているかた、多いんじゃないでしょうか？でも実際には、1970年代にはアメリカですでに一般に流通していて、人気商品になっていたとのこと。特別なものというよりは、むしろ実用的な部類に入る商品のようです。

アメリカで最も売れているミネラルファンデーション「ベアミネラル」

アメリカで最も売れているミネラルファンデーション「ベアミネラル」もそうした製品のひとつ。1976年にサンフランシスコで誕生したベアミネラルは、日本でもテレビショッピングで紹介されたことから大ブレイクしました。

あの「クルクル・トントン・サッサ」のフレーズはインパクト大で、「ベアミネラルのコマーシャルでミネラルファンデーションというものを初めて知った」「ベアミネラルでミネラルファンデデビューをした」という方はきっと少なくないんじゃないでしょうか。

テレビショッピングから一躍人気商品となった「オンリーミネラル」

さて、同じようにテレビショッピングから一躍人気商品となったミネラルファンデーションに、「オンリーミネラル」があります。

オンリーミネラルを販売しているヤーマンは、かつてベアミネラルを輸入・販売していた企業でした。そして、ベアミネラルを取り扱っていた際のノウハウをベースに、ヤーマンが日本人向けミネラルファンデーションとして新たに開発したのが、「オンリーミネラルファンデーション」というわけ。

実際、オンリーミネラルとベアミネラルを見比べてみると、製品自体は別物ではあるものの、「ミネラル成分への強いこだわり」「ミネラル成分以外のものをとことん排除」など、いくつかの共通点を見つけることができます。オンリーミネラルはベアミネラルをお手本に開発されたというのもなんとなく納得できますね。

⇒リアルレビュー！オンリーミネラルを買った写真付き体験談

ベアミネラルとオンリーミネラルとの違い

ベアミネラルとオンリーミネラルにはいくつかの大きな違いがあります。その中でも最も大きな違いに、「オキシ塩化ビスマス」という成分の有無を挙げることができます。まずはそれぞれのファンデーションの配合成分をご紹介してみましょう。

・ベアミネラル・・・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄・マイカ・オキシ塩化ビスマス
・オンリーミネラル・・・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄・マイカ

どちらのファンデーションにも、ミネラル成分（＝鉱物由来の天然成分）以外のものを厳しくカットしている処方という共通点があります。ただ、ご覧のように、オンリーミネラルにはオキシ塩化ビスマスという成分が入っていません。

オキシ塩化ビスマスはパウダーをクリーミーにし、肌への密着度を高める成分。肌にパールのような光沢を与え、シミ・ソバカス・クマなどをカバーする働きをしてくれるため、多くのミネラルファンデーションで使われているミネラル成分でもあります。

オキシ塩化ビスマスは肌にはきわめて優しい性質を持ってはいるのですが、アレルギーを起こす可能性がゼロではありません。そのため、オキシ塩化ビスマスを配合せずにいかに高品質なミネラルファンデーションに仕上げるかがオンリーミネラル開発の際の重要なコンセプトのひとつだったのだそうです。

オキシ塩化ビスマスが配合されていない分、オンリーミネラルのほうがよりアレルギーを起こしにくい処方となっています。ただし、ベアミネラルに比べてクリーミーさには欠けるぶん、ファンデーションが軽すぎる、もう少しフィット感がほしいという声もよく聞かれ、そのあたりの好みは別れるところです。

日本人向けのカラー展開

ベアミネラルは12色展開でバリエーション自体はかなり豊富なのですが、その中には日本人にはちょっと使い難いかな？というカラーも含まれています。
オンリーミネラルはその点を踏まえ、日本人の肌色に合った18色のバリエーション（同じ色味で「ツヤ」と「マット」の2種類があるため、カラー自体は9種類）展開となっています。

⇒リアルレビュー！オンリーミネラルを買った写真付き体験談

オンリーミネラルファンデーションの関連記事です

⇒リアルレビュー！オンリーミネラルを買った写真付き体験談
⇒ベアミネラルVSオンリーミネラル　ぶっちゃけどっちがいいの？
⇒オンリーミネラル体験レビュー２
⇒オンリーミネラルは定期コースを賢く利用しないと損なの？
⇒オンリーミネラル ファンデーションをつけたまま眠ってみました
⇒ミネラルファンデーションは本当にクレンジング不要？

Tweet