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あなたの便秘を解消する方法を知るために、内臓のメカニズムを知っておこう



便秘解消

 

便秘の原因は主に食生活・運動不足・ストレス・生活環境の4つです。
そして便秘のメカニズムは原因によりけりですが、基本的には消化器官の各工程のどこかで問題が生じてうまく便が生成されず、便秘になっています。

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消化器官の働き

胃や小腸など消化器官はそれぞれ役割を担っており、その役割を全ての器官が正常に機能することによって正常な便が作られるのです。では各消化器官はどのような役割を担っているのでしょう。
消化器官の役割とメカニズムが直接、便秘のメカニズムに繋がります。

 

食堂

口で食べた物を唾液と共に胃へと運ぶ役割があります。この段階ではまだ食物は分解されていません。

 

食堂を通ってきた食物を一度全てかき混ぜ、胃液によって粥上になるまで溶かします。
十二指腸に送り出せるほどまで消化が進むのには平均4時間ほどです。ただし食べたもの次第です。
ある程度消化が進んでから、十二指腸へと食物を送り出します。

 

十二指腸

胃から送られてきた食物に、胆汁や胃液を混ぜて更に消化を進める役割です。食物をより吸収されやすい状態にしてから小腸へと送り出します

 

小腸

十二指腸より送られてきた食物を本格的に吸収するのが小腸の役割です。ここで食べた食物の栄養を10時間ほどかけて大半吸収します。残った食物は大腸に送り出します。

 

大腸

小腸より流れてきた食物の水分を少しずつ吸収し、腸内細菌の力を借りて便へと変えていきます。直腸に送り出す際に、大腸内の細菌の死骸や不要物も混ぜてしまいます。

 

直腸

大腸から送られてきた便をある程度貯蔵し、一定量になったら便意とともに排出します。ここで食べた物が完全に排出されるのです。

 
以上が食べた物が排出されるまでのメカニズムです。栄養が足りていないと小腸や大腸で上手く便を生成できず、固い便や水分量の多い便が作られて直腸に送られてしまいます。これが便秘や下痢のメカニズムです。
食べた物を消化するまでは良いのですが、それを吸収したり便に変えていくという段階に至って始めて問題が生じます。

 
生活習慣やストレス、運動不足の場合も同様で各消化器官のどこかが不調になり便秘が引き起こされます。便秘を解消するには無理に排便を促すのではなく、原因となる生活習慣を見直すことが大切です。
食物は毎日食べる物なので、短期間だけの改善では意味がありません。生活習慣を意識して、便秘解消を目指しましょう。

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カテゴリ: 便秘解消

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