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ウソのような本当の話。強い刺激臭を嗅ぎ続けることで便秘になることがある



便秘解消

 

臭いが原因で便秘になるというと少し疑わしく感じるかもしれませんが、臭いのようなわずかな変化でも人間の腸は反応するのです。

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ニオイと腸の関係

この仕組みを厳密に説明すると、脳が臭いや温度などの変化を受け取るとその環境に適応しようと自律神経は汗を出したり鼻水を出したりするなどの命令を各器官にしてホメオスタシス(恒常性維持機能)を働かせようとするのですが、風邪などの病気やストレスなどで自律神経が不安定な状態になると臭いなどの刺激の変化に自律神経が対応しきれず胃腸の活動が鈍くなり、それと同時に腸も蠕動運動が鈍くなってしまうのです。

 
特にこのようなストレス性の便秘は緊張したときに起こるような緩やかな腹痛を伴う場合もあり放置されがちなのです。
これらの便秘を「過敏性腸症候群」、別名痙攣性便秘ともいい、人によっては下痢を引き起こす人もいます。
大腸は痙攣している状態だと正しい蠕動運動が行われずに所々くびれたような形となりそこに便がたまって行くことで便秘になります。
このように人間は生活環境の変化によって便秘が誘発しやすい生き物なのです。

 

 

自律神経を安定させるには?

ではどのように環境の変化に対応し、どのような生活習慣を心がけていったら自律神経を安定させて便秘を解消できるのでしょうか?

 
まずはきつい臭いのする環境に長時間いたり、強い光や音などの刺激を長時間体に与えないということが大切です。
自律神経が正常に動いている場合だと人ごみのざわざわした音や強い香水の臭いなどでも脳にストレスを与えないようにできますが、体調の悪い時などはこれらがうまく行われないことがあるので外出を控えたり、休息をとるようにしましょう。

 
また、毎三食の食事をしっかりと食べるということも消化器を適度なタイミングで刺激して蠕動運動を促すという点や血中の血糖量を一定にして自律神経にストレスを与えないという点において重要であるので欠かさずに摂りましょう。

 
これ以外にもリラックスする時間を設けてリフレッシュすることが大切で、お風呂やサウナで温浴して発汗して自律神経をリラックスさせたり 質の高い睡眠時間を確保して毎日の寝る時間とおきる時間を一定に保つということも心がけてみると便秘が改善されます。

 
しかし、セルフケアを行っても治せない便秘もありますので不安な症状やいつもとは違う便秘と感じた場合はお医者さんに相談されることをおすすめします。
最後に、生活環境ひとつとってみても便秘解消には重要な要素ですので常にリラックスできる場所と時間を設けていき、少しずつ便秘を改善していきましょう。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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