体への影響は絶大!便秘を絶対に解消したくなる3つの理由
何故便秘になると体に良くないのか…
この理由は、逆に考えると非常にわかりやすくなります。
「便がなくなると、どれだけ体に良い影響があるのか」を説明していきます。
食べなければ便は作られない?
そもそも、便というのは何でできているかということですが、便は食べ物のかすで、できているわけではありません。
もちろん食べ物のかすも含まれていますが、それは便を構成している成分の半分以下で、ほとんどが、水分、そして腸内細菌になります。腸の垢とも言ってしまうこともあります。
これらが主成分となり、便ができあがっていきます。
食べ物を食べなければ、便はできないと思っている人がいるかもしれませんが、体が新陳代謝を繰返している限り、水分を摂取しているかぎり、便というのは出ることになります。(当然量のほうは減っていきます)
体に不要になるのは食べ物のかすだけではない
そのため、便というのは生きていく限り、健康でいるかぎりしっかりと作られ、排泄することが必須になってくるのです。
便の成分を構成している、腸内細菌(菌の死骸)や、消化しきれない食べ物のかすなどは体にとって要らないものになります。
純粋にこれを体に排泄する手段は、便という手段しかなく、排泄することで物理的に体を軽くしていくことができます。
スムーズな排泄が生むメリット
1.体が軽くなり体の負担が減る
体が軽くなるということは、活動をしていく時、それだけ体に対する負担は少なくなります。単純なメリットですが、これが実に大きなメリットになります。
ちょっとした錘を、体から外していくのと同じ効果があります。
2.腸内環境が整い代謝がアップする
排泄をしていくことで、腸の環境は良くなっていきます。
腸の環境が良くなるということは、それだけ腸の機能が高まり、体全体の代謝の上昇につながっていくのです。
これは内臓機能の負担の軽減につながっていき、より活動的な体にしてしまうことができます。
3.内臓の機能がアップする
便をしないというと、負担がかかるのは腸だけのように思えてしまいますが、腸にかかる負担が大きくなると、腸での処理に使うエネルギーが多くなり、他の内臓で利用できるエネルギーが少なくなります。
つまり便を溜めればためるほど、内臓の機能は低下してしまうことになります。
便秘のデメリットは計り知れない
便がなくなっていくことによる、体への良い影響は以上のようになります。
ただ。これは極一部であり、細かく見ていくと、それこそ、便が体から無くなっていくメリットというのは無数に存在すると言って良いでしょう。
便を出そうとする行為自体が、腸の良い運動になり、腹筋などの筋肉も使うため、体を鍛えることにもつながっていきます。
逆に言うと、便秘になってしまうことで、これらのメリット全てが消えてしまうことになります。便秘という、たった一つの症状だけで、これだけのメリットが消えてしまうのは非常にもったいないです。