玉ねぎダイエットに副作用はある？合わないのはこんな人

 
毎日の食事に玉ねぎをプラスするだけで、体の中からキレイにダイエットできる玉ねぎダイエットは、リバウンドしにくく続けやすいダイエット方法として人気です。

しかも玉ねぎは一年中価格の変動もそれほど無く、栄養価も旬とそれ以外の時期で大きく変わらないことから、ダイエットとして毎日食べ続けても、お財布への負担も少なく、健康効果まで実感できるとても優れた食品です。

しかし、そんな玉ねぎダイエットは、一見誰でもできるダイエットと思われがちですが、中には玉ねぎダイエットが不向きなタイプの人もいるものです。

玉ねぎダイエットが不向きなタイプの人や、玉ねぎを食べる際に注意が必要な場合についてご説明していきたいと思います。

玉ねぎアレルギーの人には不向き！

玉ねぎはどこのスーパーにも販売されていて、一年中気軽に購入できる食品です。
旬の新玉ねぎや、サラダなどによく使われる白玉ねぎは甘くて美味しいですし、一年中よく見かける黄玉ねぎは、保存がきく上に、様々な料理との相性も良いことから、常備野菜としていつも欠かさずキッチンに買い置きしている人も少なくないことと思います。

そんな身近な野菜である玉ねぎを毎日食べる玉ねぎダイエットですが、玉ねぎにアレルギーがある人には不向きなダイエット方法です。

玉ねぎダイエットで食べる玉ねぎの量は、1日50ｇとそれほど多くありませんが、アレルギーのある人にとっては、少量の玉ねぎもアレルギー反応のきっかけになりかねません。

玉ねぎにアレルギーがあるけれど、どうしても玉ねぎダイエットをしたい場合は、かかりつけの医師に相談するなど、安全を確認した上で行うことをお勧めします。

カリウムの摂取に制限のある人は他の方法で

腎臓病の人や、腎臓の機能が弱っている人にとっても、玉ねぎダイエットは注意が必要です。
玉ねぎにはカリウムが含まれています。腎臓病や腎臓の機能が弱っている人がカリウムをたくさん摂取すると、体外に尿として上手く排出することができなくなることから、高カリウム血症など重篤な副作用が起こるおそれがあるからです。

1日に50ｇの玉ねぎを食べるだけの玉ねぎダイエットですが、腎臓病や腎臓の機能が弱っている人は、絶対に自己判断で始めず、必ず医師に相談してから玉ねぎダイエットを始めるようにしましょう。

既にカリウムの摂取量を厳しく管理するなど、食事制限などをしている人は玉ねぎダイエットはせず、他の方法でダイエットするようにしましょう。

胃腸が弱い人は摂取方法に注意

玉ねぎダイエットで食べる玉ねぎは、加熱調理した玉ねぎでも、生玉ねぎでもどちらでもダイエット効果を実感することができます。
加熱した玉ねぎは甘味があって美味しいですし、ちょっぴり辛味のあるスライスした生玉ねぎは、玉ねぎをさっぱり食べることができるので、好きな人も多いと思います。

しかしそんな玉ねぎの辛味成分であるアリシンは、胃腸が弱い人にとっては、刺激になる場合があります。
特に逆流性食道炎などを患っている人の場合は、生の玉ねぎを食べると、胃酸の量が増して、胸やけが酷くなることもあるようです。
また、胃腸があまり丈夫じゃない人も、生玉ねぎを食べることで、胃痛や下痢などの症状が起こる場合があります。

玉ねぎは加熱調理しても、血液をサラサラにする効果は失われないので、胃腸があまり丈夫ではない人は、必ずしっかり加熱した玉ねぎを一日50ｇの量を守って摂取していくようにしましょう。

胃粘膜や腸内環境を守るはちみつやヨーグルトなどと一緒に食べるようにすると、胃腸への負担も少なく、効果的に玉ねぎダイエットを続けていくことができます。

1日50ｇの摂取量を必ず守って！

玉ねぎダイエットは、一日三度の食事をバランス良く食べながら、玉ねぎを毎日50ｇずつ食事に取り入れるだけでダイエットできる方法なので、とても安全性も高く、多くの人にとって、続けやすい理想のダイエット方法です。
しかし中には、そんな玉ねぎダイエットの効果をより早く実感しようと、多量の玉ねぎを食べる人がいるかもしれません。

血液サラサラ効果や、便秘解消効果、むくみ改善のデトックス効果など、ダイエットだけでなく、健康にも嬉しい効果がいっぱいの玉ねぎですが、食べ過ぎは禁物です。
玉ねぎを食べ過ぎることで、胃腸の負担になったり、体臭や口臭がきつくなったりすることがあることからも、必ず1日50ｇの摂取量を守って、食べ続けていきましょう。

 
このように、身近な食品で気軽に始めることができる玉ねぎダイエットですが、体調や持病の有無によっては、玉ねぎダイエットが不向きな人もいるものです。
今の自分の体調にとって、玉ねぎダイエットが不向きだと思う場合は、体調が整ってから始めればいいですし、既に持病がある人は自己判断で玉ねぎダイエットを実行せず、必ず医師などに大丈夫かどうか、確認してから行うようにしましょう。

Tweet