膝に負担ナシ！効果抜群スクワットでダイエット＆アンチエイジング♪

 
30代以降になると若い頃よりダイエットしてもなかなか効果がでないと感じるようになります。これは加齢によって基礎代謝が落ちているから。基礎代謝が落ちると痩せにくくなるだけではなく、以前と同じような食生活を送っていても、太るようになります。

筋トレがアンチエイジングにいいのはなぜ？

アンチエイジングケアのカギとなる成長ホルモン。成長ホルモンは筋肉や骨の発達を促すはたらきのほかに、細胞の傷ついた部分を修復したり、基礎代謝をコントロールして若々しさを保つ役割も果たしています。アンチエイジングには、この成長ホルモンの分泌を促すことが大切なのです。

成長ホルモンが分泌されるタイミングは大きく分けて3つ。睡眠中、空腹を感じたとき、そして運動した後です。
筋トレを行うと、筋肉が損傷します。その損傷をすみやかに修復するために成長ホルモンが分泌されるのです。
成長ホルモンがスムーズに分泌されるようになると、筋肉が強化され、代謝がアップして太りにくい体に近づくことができます。また肌のターンオーバーも正常化して、若々しい美肌を保つことができるのです。

30代以降になって食事制限などの無理なダイエットを行うと肌がシワシワになったり、たるんでしまうことがありますよね。それに対して、筋トレを始めると、肌にハリがよみがえったように感じることがあります。これはトレーニングによって皮下脂肪が減り、鍛えられた筋肉によって肌が内側から押されるような状態になるためと考えられています。

効率よくアンチエイジング効果を得るには下半身の筋トレを

筋トレというと、ダンベルやマシンを使った大がかりなトレーニングを思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、成長ホルモンを促すための筋トレなら、それほど激しいトレーニングをする必要はありません。むしろ、あまり激しい運動をすると、体内で活性酸素が発生してかえって老化を早めてしまうという一面もあります。

効率よく成長ホルモンの分泌を促すには下半身の筋肉を鍛えるのがポイントです。お尻の部分の筋肉である大殿筋や太ももの裏のハムストリングス、太ももの前面にある大腿四頭筋が同時に鍛えられるスクワットはアンチエイジングに最適の筋トレと言えるでしょう。

アンチエイジングにおすすめ、スクワットの方法

ここでスクワットの動きをおさらいしてみましょう。背筋を伸ばし、両手を頭の後ろにあてながら、足を肩幅程度に開いて、その状態からひざを90度になるまでゆっくりと腰を下ろします。さらにその状態から上半身を持ち上げて元の姿勢に戻ります。

膝を曲げるときは膝がつま先より前に出ないようにすること。重心はかかとに乗せるとよいでしょう。初めのうちは90度に曲げられないこともあるかもしれません。そんなときは無理せず、ハーフスクワット（45度くらいまで曲げる）でＯＫです。膝に負担がかからないよう、反動を使わずに10回程度ゆっくりと繰り返しと効果的です。

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