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簡単!フィルインのやり方とコツ:浮いてきたジェルのメンテナンス法



ネイルをしてもらっている
 
 ジェルアートをしてからしばらく経つと、キューティクルとジェルの間に隙間ができてきてしまいます。爪は毎日成長していますので、当然といえば当然ですよね。
 そしてキューティクルとジェルの間にできた隙間をそのままにしておくと、ジェルが浮いてきて水分が入ってしまったり、アート自体がポロッと取れたりしてしまうことがあります。


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 そこで「フィルイン」という作業をして、この隙間を修正する必要が出てきます。フィルインはコツさえつかめば簡単にすることができますので、ぜひマスターしてください。

 

フィルインの際に用意するもの

 フィルインをするために必要なツールは、メタルプッシャー、ネイルブラシ、筆、180~240グリッドのバッファー、プレプライマー、クレンザー、ワイプ、180グリッドファイル、トップジェルです。
 これらはどれもジェルアートをする際に使用するものばかりですので、一通りの道具が揃っているという方は、特別何かを購入しなければならないということはありません。

 では早速、フィルインをしていきましょう。

 

1.キューティクルの処理

 まずは、メタルプッシャーを使ってキューティクルをプッシュアップします。ジェルの施術をする前と同じ要領で構いません。あまり力を入れすぎず、優しく施術していくようにしましょう。
 中央部分はもちろん、サイドについてもしっかりとプッシュアップすることが大切です。

 プッシュアップ作業の後は、メタルプッシャーの反対側を用いてルースキューティクル(余っている甘皮)を除去していきます。
 これで、キューティクルの処理は完了です。

 

2.サンディング

 次に、180グリッドから240グリッドのバッファーを使い、ジェルが乗っている部分をサンディングします。
 あまり削りすぎるとせっかくのアートが台無しになってしまいますので、トップジェルをかけた部分を削るイメージで、優しくサンディングしていきましょう。
 ジェルの艶が消える程度に、まんべんなく均一にサンディングするのがポイントです。

 自爪付近に関してはジェルと自爪との境目がなくなるように滑らかにし、横から見た時に自爪とジェルが乗っている部分の段差がなくなり滑らかなフォルムになるまでサンディングしていきます。

 一通りサンディングをし終わったら、ネイルブラシを使ってファイルダスト(削りかすのことです)を除去します。

 

3.ジェルの塗布

 さて、ここまで来たらあともう一息です。
 ここからはクリアジェル部分をフィルインする場合とカラージェル部分をフィルインする場合とで少々工程が異なりますので、ケース別に解説させていただきます。

 

クリアジェル部分をフィルインする場合

 サンディングした部分にプレプライマーを塗り、その上から全体にトップジェルを塗布し、完全硬化させます。
 そしてワイプにクレンザーを染み込ませて未硬化ジェルを拭き取れば、フィルインは完了です。

 

カラージェル部分をフィルインする場合

 カラージェル部分をフィルインする場合、少し手間がかかります。
 サンディングをしてプレプライマーを塗るところまではクリアジェルのフィルインと同じなのですが、プレプライマーを塗った後、キューティクルの際から爪先まで、全体的にベースジェルを塗布します。
 この時、段差ができていないか、色々な角度から入念にチェックしておきましょう。

 そして、キューティクルの際から爪の先まで、全体的にカラージェルを塗布します。基本的に二度塗りをすることをおすすめしますが、ジェルの塗布回数についてはそのジェルの性質を見ながら調節してください。

 カラージェルを塗り終わったら、全体にトップジェルを塗布し、完全硬化させます。
 後はワイプにクレンザーを染み込ませ、未硬化ジェルを拭き取れば完成です。

 

初心者にはフィルインしやすいアートがおすすめ

 ここまでフィルインの方法を解説してきましたが、セルフネイル初心者さんには、フィルインしやすいアートをすることをおすすめします。
 そしてフィルインしやすいアートとはズバリ、根元部分にクリアジェルを使ったアートです。

 クリアジェルならば伸びてきてもキューティクルとジェルの隙間がわかりにくいうえ、上手にフィルインすることができなくてもあまり目立ちません。
 また、カラージェルのフィルインをする場合のように色むらが出るということもありません。

 皆様の中には「頻繁にアートを変えるからフィルインのことなんて考えなくてもいい」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、頻繁にオフを繰り返すのは爪を傷める原因になってしまいます。
 美しいジェルアートは健康な爪あってのものですので、爪の健康のことを考えるのであれば、慣れない間はフィルインしやすいアートを心がけましょう。

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この記事は当ブログのライター「PI-NAIL」が書きました。

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