「フォトフェイシャル」という光によるシミの治療の費用や効果は？

美容外科を訪れる方の中には、長年のシミや、ニキビの跡をなんとか綺麗に治したい、あるいは、妊娠中にできてしまった肝斑（かんぱん）を、早期に治してしまいたいというような方も、大勢いらっしゃるのではないでしょうか？

現在、美容外科では、「レーザー治療」と呼ばれる治療が、シミを消す、あるいは薄くするための最もポピュラーな方法であるとされ、人気の高い施術のひとつとなっています。

ですが近年、「フォトフェイシャル」という、光によるシミの治療が台頭しつつあり、注目を浴びるようになりました。

フォトフェイシャル」とはどのような施術なのか？

でも、レーザーも光なんじゃないの？という方へ、「フォトフェイシャル」とはどのような施術なのか？効果は？必要な費用は？ということに焦点を絞って、お話をさせて頂くことにしましょうね！

まず、従来から行われていた一般的な「レーザー治療」が単一波長なのに対し、「フォトフェイシャル」に使用される光は「IPL」という、非常に幅の広い波長を持った光を使用しているという点ですね。

｢IPL｣の特徴は、お肌に有害な紫外線を完全にカットしているため、美肌に効果の高い光だけを、効率よくお肌に照射することができるということ。
またこの光は、改善したいターゲットとなる部分だけに反応するため、お肌への負担が軽くて済むという点も、大きなメリットであるといえるでしょう。

つまり、改善したいシミだけにダイレクトに働きかけるため、ピンポイントごとに高い効果を発揮してくれるということなんですね。

「フォトフェイシャル」は、痛みがほとんどないため

また、「レーザー治療」では、若干の痛みを伴う場合もありまんが、「フォトフェイシャル」では、痛みがほとんどないため、痛みに対する恐怖感をお持ちの方であっても、比較的安心して受けられる施術であるといえます。

「フォトフェイシャル」の費用や効果

それでは次に、気になる費用と効果についてのお話をさせて頂きます。

お顔全体に対し施術を受ける場合、１万円～５万円前後。これは、改善したい個所により、差異が生じます。これを一定期間ごとに３回～10回前後施術します。

つまり、最低でも３万円の費用が必要であるということですね。

そしてその効果ですが、できてしまったシミの放置年数などにより、完全に消すことができない場合もあるようで、大きな個人差があります。

また、「フォトフェイシャル」の施術を受けるにあたっては、いくつかの条件をクリアしている必要があります。

「フォトフェイシャル」の施術を受ける条件

その条件とは、「妊娠していないこと」、「糖尿病ではないこと」、「アトピー性皮膚炎をはじめとした、アレルギー体質ではないこと」、「極度に日焼けしていないこと」ということです。

たとえば現在、上記の条件をクリアしていたとしても、「妊娠の疑いがある」、「糖尿病の疑いがある」、「原因はわからないが、お肌が過敏になった（アレルギーの疑い）」などということに対し、少しでも心当たりがある場合には、ひとまず施術は延期の方向で考えて下さい。

美しくなりたいと願う気持ちは、誰にでもあります。ですが、ご自身の不注意が、健康を害してしまう場合もあるということを、知っておいて下さいね！