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豪華絢爛!水の都ヴェネツィアの寺院…サン・マルコ大聖堂の見どころ



ベネチア サンマルコ広場
 
水の都ヴェネツィアを代表する世界遺産「サン・マルコ大聖堂」。


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キリストの一番弟子であったペトロの布教旅行に同行し、通訳をしていた聖マルコのために建てられたとされている。9世紀に造られたものの、火災にあい11世紀に再建築が開始された。その後、幾度となく改築がされ15世紀に完成し現在の姿となった。トルコやイスタンブルを中心に発展したヴィザンチン様式の影響を受けているため、東洋と西洋が混在した雰囲気の外観をしている。また、聖堂内は豪華絢爛で黄金のモザイク画が、約4000平方メートルもの面積に施されている。

 

サン・マルコ大聖堂の見どころ

サン・マルコ大聖堂は言わずと知れたヴェネツィアの観光スポット。また、聖堂周辺にはサン・マルコ広場、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、新政庁、時計塔とヴェネツィア代表の名所が凝縮されているので観光がしやすい。

 

広場から見る大聖堂

サン・マルコ大聖堂は、再建や補修を繰り返しながら現在に至っているので、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスなど、その時代で流行した建築様式が取り入れられているのも面白い。聖堂正面の入口上には聖マルコの像がヴェネツィアを見守っている。大聖堂の外観は撮影OKだが、聖堂内は撮影禁止となっているのが残念。そのため、外観はなんとか写真におさめたいと、ついつい荷物の注意があまくなってしまいがち。ここはスリ多発地区でもあるので、手荷物、貴重品には要注意!

 

黄金モザイク画の聖堂内

聖堂内の黄金のモザイク画は、聖書の世界が描かれている。サン・ピエトロ大聖堂は、聖堂内に差し込む光までもが計算しつくされているが、ここサン・マルコ大聖堂はやや暗め。黄金モザイク画の劣化を防ぐためなのか、窓から差し込む光が少ない作りになっている。そのため、黄金のモザイク画はきらびやかには輝かないが、味わいのある深い光を放っており、まさに厳粛そのものだ。

 

ドーム状の天井

クーポラも聖堂内の壁画と同じように黄金のモザイクで構成されている。聖書に登場する聖人たちや天使が描かれている。実に精巧に作られており、見上げてばかりいると首が痛くなる。

 

大聖堂の2階 博物館

聖堂を入って右の階段を上がると2階は博物館になっている。サンマルコ大聖堂のジオラマ、十字軍の戦利品、過去のモザイク画などが展示されている。
また、2階からテラスへ出ることがき、クーポラや正面のデザインを近くで見られるのでおススメ。さらに、テラスからはサン・マルコ広場と水の都ヴェネツィアにふさわしい風景が望める。聖堂内は混雑しているが、テラスは意外とすいているので穴場。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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