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たかが便秘と放っておかないで!便秘を解消しないと臓器トラブル、脳梗塞に繋がることも



便秘解消

 

便秘は基本的に便が出ない、あるいは出にくいという症状の病気ですが、実は便秘によって引き起こされる病気も多々あるのです。

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腸の不調は他の臓器へ影響する

まず、腸内に便が貯まっていくとその滞留便から出てくる毒素が体内にめぐるので腸だけではなく肝臓や腎臓にも負担がかかり影響を及ぼします。
とくに様々なものを代謝・分泌している肝臓に毒素がたまって働きが悪くなると、その影響がお肌にも直接出てくるので吹き出物やにきび、さらにはシミなどが出てきます。
最近は肝臓の代謝を良くしていくことでにきびなどの肌あれトラブルを解消するという市販薬が宣伝されていたり、洗顔や軟膏によるにきびの治療法が流行していますが、こうした事情を見ていくとやはり腸内の環境を変えて肝臓の負担を減らさなければ全く効果がないと言えるでしょう。

 

 

血管、神経への悪影響

また、頭の血管や神経に関する病気も慢性的な便秘に起因している場合があります。
片頭痛は現在原因が良く解明されていないともいわれることがあるのですが、腸内のマグネシウムが不足することで細胞内にあるミトコンドリアの働きが鈍くなるというのが原因に一つとされており、バランスの乱れた食生活で便秘がちの人に起こりやすいとされています。

 

また、中には片頭痛はセロトニン欠乏症の一つという仮説もあって、体内に存在するセロトニンの90パーセントは腸内で作られている人体においては便秘という腸内環境に晒された場合、セロトニンがうまく生成されなくなるので頭痛が起こると考えられています。

 

脳梗塞など、深刻な症状へ繋がることも懸念されている

そして頭痛以外にも便秘は脳梗塞を誘発する危険があり、排便時に無理やり便を出そうとしてりきんでしまうことで血液が頭の血管に行って血管が拡張してしまいます。
しかし拡張しキレなかった場合は血管に傷が付いたり、血栓が出来たりして場合によっては詰まってしまって脳梗塞を引き起こしてしまうということがあります。

 

 

便秘解消は万病を防ぐ

とくに寒い冬の朝方などは布団や寝室とトイレとの温度差によって体内の血圧や体温が急激に変化するのでこういった便秘による脳梗塞が起こりやすいので注意が必要です。
その他にも便秘や固い便によって肛門付近の静脈が圧迫されることで炎症を起こす痔や、腸壁ががん細胞化する大腸がんなども便秘の末期症状ともいえる場合があります。
ですので、これらのことを考えていくと便秘を解消すると言うことは万病を防ぐということにつながるのです。
皆さんも少し便秘気味かな?と思ったら医師の診断を受けたり、常日ごろからの生活習慣を見直すようにしましょう。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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