自己流ダイエットには過ちがいっぱい。痩せたい願望が引き起こす危険な症状

ダイエットは、今や我々の流行として定着してきました。
しかし、ダイエットには、危険性もあることをご存知ですか?ここでは、ダイエットにまつわる危険性などについて紹介していきたいと思います。

リバウンドの危険

ダイエット方法でよくあるものに、こんにゃくやきのこなど、低カロリーの食材をそれ単体で摂取する方法です。
しかし、やがて体が欲求不満となり、その反動で食べ過ぎてしまい、リバウンドを引き起こします。

栄養失調の可能性も

また、過度なダイエットによって栄養失調に陥る危険性もあります。
栄養失調になると、イライラするなど精神的にも悪影響を及ぼします。
たんぱく質不足ならば、卵や魚など、良質なたんぱく質を摂りましょう。
たんぱく質は、生命の維持に必要不可欠です。

 
カルシウム不足ならば、チーズや小魚などをしっかりと摂りましょう。
鉄分不足ならば、レバーやほうれん草などを摂りましょう。
とくに女性の場合は生理で鉄分不足になりがちなので、必要でしょう。
食物繊維が不足しているのならば、豆類やモロヘイヤなどを摂りましょう。

危険すぎる痩せる薬

やせ薬といわれる健康食品にも危険が潜んでいます。
過去に、中国産のやせ薬により死亡例など、多くの被害が出たことがありました。
それは、様々な誤解によるものでした。
まずは、中国産ということで、漢方だから安心して使えるという誤解、輸入可能なものが多く、その中には日本で認可されていない成分が含まれていたことなどでした。

保険適用の漢方薬があります

日本にも肥満症の病名で保険適用が取れる漢方薬があります。
防風通聖散という薬です。
この漢方薬を使用すると、交感神経系が活性化し、代謝を高める効果があります。

 
食事療法と併せると半年ほどで単体での食事よりも3㎏痩せることができることが報告されています。
体質によれば、健康食品に頼るのも良いかもしれませんが、副作用が出ることもあります。
期待はあまりしない方が良いのかもしれません。

糖質制限のやりすぎ

また、炭水化物を抜くダイエットにも危険が潜んでいます。
糖質制限とも呼ばれているこの方法は、カロリーを抑える効果がありますが、あくまでも炭水化物を制限した方がよいのです。
炭水化物は、3大栄養素の一つです。
炭水化物が不足すると、体臭や口臭が悪化したり、集中力が低下して無気力になることがあります。

 
ダイエットには、その人に合った方法があり、千差万別です。
医師の指導の下、過度な食事制限を控え、適切な食事と運動を行い、健康的なダイエットを目指しましょう。

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