エトヴォス ミネラルSPFパウダーを使ってみました
みなさんは紫外線対策、しっかりとできていますか?紫外線対策はエイジングケアの要。一年通してのUVケアは今や常識中の常識になっています。
ただ、シーズンごとに紫外線の強さや肌の状態が違っていること、UVカット能力が高いものほど肌への負担が高くなる傾向があることなどから製品選びはけっこう難しいもの。もちろん使い心地の良さや使いやすさもとても大きなポイントになってくるでしょう。
ポンポンタイプの日焼け止め
今回わたしが試してみた「エトヴォス ミネラルSPFパウダー(パフジャー版)」は天然ミネラルでできた日焼け止めで、肌へのやさしさと普段浴びるレベルの生活紫外線カットを期待して購入したものです。
UVカット能力はSPF25、PA++。パフ一体型の容器にパウダーが入っていて、本体ごとポンポンとお肌に乗せて使う製品です。
ミネラルSPFパウダーの特徴
基礎化粧品で肌の状態を整えた後、ミネラルSPFパウダーをファンデーションの下地のようにつけても良いし、ファンデーションの上からポンポンと叩いてもOK。通常のお粉のように化粧直しに使用することもできます。
また、パウダーのカラーがほんのりピンクベージュということで、ナチュラルメイクをする際のファンデーション代わりに、単独使いすることもできます。
そしてこの製品の最大の利点だと思うのが、ミネラルなのでクレンジング不要というところ。
ファンデーションがミネラルでも日焼け止めがケミカルなら結局はクレンジングが必要になってしまいますので、現在ミネラルファンデをお使いの方ならぜひ試してみたい日焼け止めということになるんじゃないでしょうか。
ポンポンタイプ初体験の壁?
わたしはこのポンポンタイプのものを使うのが初めてだったので、一体どの程度つけるのが適量なのかがわからず戸惑いました。
チークでしたら色の具合を見ながら加減していけば良いのでしょうけど、これはルーセントカラーのミネラルパウダー。色では判断できません。
パウダーは薄付きで効果を発揮してほしいけれど、あまり薄いと紫外線カットが不安だしなぁ……なんて思いながらポンポンしているうちに、舞った粉が鼻に入りくしゃみが……!!
もしかしたらつけ方が乱暴だったのかもしれませんが、そういうこともあるということも参考になさってください。涙
使い勝手のほうはどうなのでしょうか。確かにお手軽といえばお手軽です。ただ小鼻の周辺など、凹凸のある部分にまできちんとパウダーが届いているのかがよくわかりません。
同じお粉でも仕上げ用パウダーなら問題ないのでしょうが、この製品はUVカットを期待しての使用ということになるので、ちょっと疑問の残る仕様ではあります。
サラサラの使い心地に満足!
実際にミネラルSPFパウダーを塗ってみると、使い心地自体はとても良いと思いました。
仕上がりがサラサラしていて気持ち良いですし、日焼け止めにありがちな肌への閉塞感がありません。ミネラルファンデーション同様、とても軽いつけ心地は好みに合います。
カラーは「透明感のあるピンクベージュ」ということで、もともと明るめのファンデーションを使っているわたしには良かったのですが、お使いのファンデーションによってはちょっと白っぽく浮いてしまうかもしれません。
そのあたり、お手持ちのファンデのカラーとの相性を考慮する必要がありそうです。
単独使いはちょっと弱い?
ファンデーション代わりに単独使いできるというのはかなり便利な点だと思います。お休みの日や肌を休めたい日には大活躍してくれるのではないでしょうか。カバー力はほぼ無いに等しいという点は残念ですが、あくまでも日焼け止めと考えれば納得です。
ひとつ注意したいのは、ファンデーションを塗った上からミネラルSPFパウダーを重ねるのと、ミネラルSPFパウダーを単独で使うのとではUVカットの度合いに差が出る可能性があるというところでしょうか。
ちなみに単独使いした際に30分ほどウォーキングしていたら、頬のあたりがうっすら焼けて赤くなってしまいました。
恐らく丁寧に塗っていたら問題なかったのでしょうが、塗り方が甘く、しかも汗でちょっと流れてしまったので焼けてしまったのかもしれません。