ミネラルファンデーションって本当に危険性はないの?
ミネラルファンデーションの最大のセールスポイントは、何と言っても「お肌にやさしい」という点なのではないでしょうか。
例えばミネラル100%の製品でしたら、全ての配合成分が天然由来(ミネラルファンデの場合には鉱物由来)のものとなりますので、石油から合成されるような人工的な成分は全く入っていないということになります。ちなみに当サイト「美容のチカラ」ではエアロムースとオンリーミネラルというミネラルファンデーションをレビューしています。
よく問題になるパラベンなどの旧指定成分も、もちろん含まれてはいません。ただし、天然由来のものであれば肌に対して絶対に問題を起こさないかと考えると、そう言い切れないのが難しいところです。
例えば植物の漆にかぶれるという方は少なくないでしょう。春先にわたしたちを悩ませる花粉症だって、植物が原因となる症状です。つい勘違いしてしまいがちですが、天然由来のものだから必ずしもヒトにやさしいというわけではないのです。
それと同じことがミネラル100%のファンデーションにも言えます。
多くのミネラルファンデーションの主要成分である酸化鉄や酸化亜鉛、マイカ(雲母)、そしてまれに酸化チタンにかぶれてしまう可能性は残されているということなんですね。
ですので、特に金属アレルギーをお持ちの方は要注意。ミネラルファンデだから大丈夫だろうと決して過信せず、やはり少量から試してみるというのが良いようです。
とは言うものの、ミネラルファンデーションがアレルギーを起こしやすいものをできるだけ排除したアイテムであるという点は、決して間違いではありません。
ミネラルファンデーションにはシリコンが使用されていない製品が多く見かけられます。
肌がデリケートな方や手早くケアしたい方にとっては、ノンシリコンタイプのファンデーションを落とす際にクレンジング料が不要であるという点も大いに注目されるところなのではないでしょうか。