脂肪？筋肉？それともむくみ？下半身太りになる原因とその対策

 
上半身だけ見ればほっそりしているのに、下半身がボテッとしていて、全体的に洋なしのような体型になってしまう下半身太り。

近年一般の女性たちも、まるでモデルのようにスラリと細い足を持っている方が多くなった一方で、日本人特有の短足、下半身に脂肪のつきやすい遺伝子は未だに根絶されておらず、下半身太りが悩みだという女性たちを多く目にします。

 
しかし悩みを持つ人が多い問題には、必ず沢山の解決策が提案されるのが世の常というものです。
下半身太りも例にもれず、その原因を解明し、解決するために日々様々な情報が出回っています。

 

下半身が太りやすい理由

さきほども書きましたが、物事には必ず原因と結果からなっています。
つまり下半身太りという結果には、そうなった原因が存在するわけであり、言ってしまえばその原因さえ解消されれば痩せることが可能だということになります。
ではどのようなことが原因で、下半身太りになってしまうのでしょうか？

 

リンパの流れの悪化が下半身を太くする

いくら食事制限などで減量を試みても、痩せるのは上半身ばかりで太ももやお尻などの下半身は一向に痩せない……。
一体なぜ、このような状態に陥ってしまうのでしょうか？

主に考えられるのは、女性に多くみられるむくみ、または以前スポーツをしていたなどでついた筋肉の上から脂肪がついてしまったというパターンになります。

冷えや疲労に伴い、リンパの流れが悪くなり、元々筋肉量がすくなく、骨格の形状からも脂肪のつきやすい体格を有している女性は、足などがむくみやすく、それが原因で本来はそこまで太っていないにもかかわらず、むくみによって足がパンパンに腫れた状態になってしまうため、下半身太りに見えてしまうのです。

 

運動をやめた方も要注意

また現役の頃は常に運動しているため脂肪が少なく筋肉がついていても太く見えなかった足も、スポーツ引退後も筋肉はそのまま残り、その上から燃焼されなくなった脂肪がついてき、スポーツ経験がなく元々筋肉がさほどなかった人と同じ食生活やリズムで過ごしていたとしても、脚だけを比べると太って見えてしまうのです。

これら下半身太りの原因は、人それぞれの経験や環境によって異なるので、自身の過去の生活習慣と今の状態を振り返り、検証する必要があります。

 

太った原因を把握した上で対処法を

なぜ自分が下半身太りなのか、その原因がわかったところで、それぞれに合った解消法で下半身痩せを目指します。

 

むくみが原因ならリンパマッサージを

むくみが原因の方の場合、オススメなのはリンパのマッサージです。
先ほども言ったようにリンパがつまり体内の毒素が溜まることでむくみが生じるわけですから、マッサージによりってリンパの流れを良くする必要があります。
また冷えもむくみの原因となるため、脚を冷やさないように夏場であってもクーラーの効いているオフィス内や店内では、ひざ掛けやソックスを着用するなどの工夫が必要になります。

 

筋肉太りは脂肪を燃焼させて

そして筋肉太りが原因の場合、一度ついた筋肉をなくすことは非常に難しいため、筋肉の上についてしまった脂肪を燃焼されることに集中して足痩せを目指すことをオススメします。
それにはやはりエクササイズやストレッチが効果を有しているので、新たな筋肉をつけることのない、有酸素運動を中心に体を動かし、肥満度も高い場合は、食事制限なども必要となってきます。