妊娠・出産とヨガ。子宝ヨガで妊娠しやすい身体になれる？

最近は、妊活という言葉が一般的になって、不妊治療に積極的に取り組む女性も増えています。
芸能界では森三中の大島美幸さんのように、人気絶頂でも、妊活のためにゆっくり休みをとって身体のバランスを整えるという人も出てきました。
そのような、妊活をしている子供がほしいけどなかなか授からない！という女性にもヨガはオススメです。

ヨガをしていると子供が授かりやすくなる？

それまで、子供がほしくて、妊活をしてきたけれど、どうしてもできなかった人が、ヨガで健康になって赤ちゃんを授かることがあります。
ヨガの実践で、心と身体のバランスが整い、結果として体調が改善されて、ホルモンバランスがよくなることで妊娠するようです。
アメリカなどでは、実際に科学的に立証されてきているヨガによる妊活効果。
実際に、子宝ヨガ（不妊改善ヨガプログラム）など不妊治療に重点をおいたヨガプログラムもあります。

10分～15分のヨガでOK

ヨガで妊活は気軽に始められるので、様々な女性にオススメです。
主婦の方にもお勧めですが、忙しい方も朝や夜仕事が終わってから10分～15分程度の短い時間から始められます。
しかも、道具もいらないですし、場所も畳一枚分のスペースがあれば十分です。
激しい運動でもないので、自宅で簡単に始めることができて、スクールも比較的、低価格なものから選べるので、妊活の第一歩としてオススメです。
もちろん、病院で本格的に不妊治療をする選択肢もありますが、自らの治癒力、ホルモンバランスをきちんと回復させて、それで妊娠できたら一番いいですよね。

 
女性の社会進出が当たり前になった昨今。
現代社会はどうしても、男性社会なので、社会で働くと女性でも、自身の中にある男性性が優位に働いてしまいます。
家のことがおろそかになるくらい忙しく働いてホルモンバランスを崩してしまう人が多くいます。
社会の中で一生懸命働いている人ほど、女性性のバランスが崩れてしまう傾向にあり、気付かないうちに身体にも不調をきたしていることが多いようです。
具体的な不調としては冷え性や生理不順、自律神経の乱れなどがあり、妊活中の女性はこのような症状は要注意です。
そういった症状をヨガで身体や心と向き合うことで改善していくことが可能です。

なぜヨガで子供ができやすくなるのか？

では、ヨガでなぜ子供ができやすい身体になるのでしょうか。
ヨガは有酸素運動なので、身体を動かすことによって、無駄な脂肪を落とししなやかな筋肉をつけることができます。
普段、動かさないような筋肉も動かすことによって、血流が改善し血行が良くなり身体全体に血がめぐるようになります。

 
ヨガをしていく中で心と向き合うことも大切な要素です。
現代社会で生きていると、いろんなストレスを受けていて、心も疲れている人が多いのですが、日々追われて生きているとそのことにすら気付いていない人も多いです。
そんな人は、呼吸が浅く早くなってしまっているので、ヨガで深く呼吸をしていく中で、そのストレスに気付きます。
そして、呼吸をゆっくり見つめていると、ずっと外側にばかり向かっていた意識が、内側にも向くようになり自分を見つめる時間が増えていきます。
自分を見つめていくと、ストレスとうまく付き合えるようになったり、心のバランスを保てるようになり、それが身体にも影響し全体のバランス改善につながります。

産後にはマタニティヨガ！

妊娠した後も、妊婦さん向けのマタニティーヨガがあります。
最近では、産婦人科の病院でもサークル的なクラスが開催されたりして、マタニティーヨガは人気です。
マタニティーヨガをすることで、妊娠中も適度な運動をして健康な身体を保つことで、健康な赤ちゃんを産むことにつながります。

 
また、ヨガをして自分の身体と向き合う中で、赤ちゃんとのつながりも深くなるお母さんもいます。
赤ちゃんとのコミュニケーションが妊娠中にできて、生まれてからもすごく子供が穏やかだという人もいるようです。
マタニティーヨガは同じ時期に妊娠している人ばかりが集まるクラスなので、ママ友作りのいい機会にもなります。
不安を共有したりすることで、気持ちが楽になって穏やかな妊娠期をすごすことができます。
マタニティーヨガはとてもオススメですが、お腹に赤ちゃんがいる大切な時期ですので、安全のため経験豊富な指導者や医師の方々、助産婦さんと相談しながら、行ってください。

産後も継続してヨガをすることをお勧めします

赤ちゃんと一緒にヨガをするママヨガのクラスもありますし、普通のクラスでもお子さんと一緒に参加できる場合もありますので、周りにママ専門のヨガクラスが無い場合は地域のサークルなど気楽に参加できそうなクラスで相談してみることをお勧めします。
子供がいると迷惑になってしまうんじゃないかと、遠慮される方もいらっしゃいますが、思い通りに動かない、みんなに合わせない赤ちゃんの行動からお母さんや、他の生徒さん達も沢山学ぶことができるチャンスだと私は思っています。

 
妊活から産後までのヨガについてご紹介しました。
ヨガは特に女性ホルモンのバランスをよくしてくれる働きがあり、知らず知らずのうちに男性化してしまっていた身体を整えて赤ちゃんを迎えられる身体に整えてくれます。
と同時に、心とも向き合うことで、心のバランスをとり、心も身体も穏やかに妊活をすることができます。

 
また、妊娠期、産後とそれぞれの時期にあったヨガを取り入れていただくことで、日々身体のバランスを保ちながら、穏やかに楽しく赤ちゃんとの日々を過ごせると思います。
気軽に始められるヨガですから、是非皆さんやってみてくださいね。

Tweet