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ヨガと柔軟体操。より早く柔らかくなるのはどっち?



ヨガ 柔軟体操

 

「ヨガは身体が柔らかくなる」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
「身体が硬くて何とかしたい!」とか、「もうちょっと身体が柔らかかったら…」なんて思って、ヨガを始めてみようかな?と考えている人もいるでしょう。

 
「でも、身体をやわらかくしたいなら柔軟体操の方が手っ取り早いかも?」という疑問も出てくるかもしれません。
ヨガと柔軟体操はどう違うのでしょうか?また、どちらが早く柔らかくなるでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えして、ヨガと柔軟体操の違いについてご紹介したいと思います。

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柔軟体操をすれば身体は柔らかくなる?

身体を柔らかくしたいだけなら、基本的には柔軟体操をすれば柔らかくすることができます。
柔軟体操は、身体を柔らかくするために行うので、きちんとした方法で、比較的早くある程度の結果を出すことができます。
状況にもよりますが、ヨガより早く効果を感じる人も多いはずです。
もちろん、今日明日に結果がでるというものではありませんが、毎日怠らず続けるとどんどん身体が柔らかくなります。
「だったら、ヨガじゃなくて柔軟体操をすればよいのね!」と思ってしまうと思いますが、実はそう単純ではありません。

 

 

全身は繋がっている

結局のところ、身体は全て繋がっています。
ひとつの筋や筋肉、関節をトレーニングして柔らかくしても、ある程度の表面的なところまでしか柔らかくならないのです。
ヨガの写真などに出てくるようなポーズを目指して、身体を根本から柔らかくしたいと思うならヨガです。
身体を支える体幹の筋肉を鍛えたり、呼吸を意識したりすることも重要な要素です。
また、ココロの部分も身体の柔らかさに大きく影響します。
その部分も含めてトータルでケアして、身体を柔らかくすることができるのがヨガです。

 
特にココロの部分は実はとても大きいです。
「身体を柔らかくするのにココロなんて関係ない!ひたすらトレーニングすれば柔らかくなる!」と思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。
ココロと身体は密接に関係していて、ちょっとしたココロの壁があるだけで、身体が硬くなってしまうものなのです。

 

 

体が硬いと思うのはやめよう!

ココロの癖は様々な形がありますが、そのひとつがセルフイメージです。
人は過去の経験から、「自分はこんな人間」というイメージを持っています。
そのセルフイメージにあわせて、普段の立ち振る舞いもするため、身体の状態はあなた自身が持っているセルフイメージにものすごく影響されています。
セルフイメージがとても良く、プラス思考の人であればいいのですが、ほとんどの人が自分の能力を過小評価してマイナスのセルフイメージを持っています。
例えば「私は身体が硬い!」と思っていたら、本当に硬くなってしまいます。
もちろん、それだけが原因ではありませんが、多くの人が思っている以上にこのセルフイメージの影響が強いです。

 

案外気づいていない?セルフイメージ

しかし、セルフイメージの厄介なところは、ほとんどの人がそのことに気付いていないということです。
特にマイナスなセルフイメージには気付いていません。
それなのに、影響を受けています。
このことに気づくことができれば、セルフイメージを逆に使うことができます。
今まで「できない」というイメージに縛られていたところから自分を解放して、さらにプラスのセルフイメージを持つことで身体が持っている能力を最大限に引き出すことができます。
このようなココロの部分は、自宅で柔軟体操を地道にするだけでは気付くことが難しい部分です。

 

 

ところで、なぜ身体を柔らかくしたいのですか?

柔軟体操かヨガかを考える時に、考えるべきことが1つあります。
それは、「なぜ身体を柔らかくしたいか。」です。
ただ単に「身体を柔らかくしたいだけ」と言う人は稀なのではないでしょうか。

 
身体を柔らかくしたい理由がそれぞれありますよね。
身体を美しく保ちたいという方や、身体の健康のために柔らかくしたいという方もいるでしょう。
その場合、余計な脂肪もある程度そぎ落としたり、必要なところには筋肉をつけたりしたほうが健康体ですし、キレイになれます。
柔軟体操は、身体を手っ取り早く柔らかくするということだけ考えればよいですが、それ以外の目的がある場合はヨガで総合的に行ったほうが、結果的には一石二鳥どころか、三鳥、四鳥にもなります。

 

 

結論!柔軟とヨガは目的が違う

今回は柔軟体操とヨガについて比べてみました。
結論としては、手っ取り早く少し身体を柔らかくしたいなら柔軟体操をするのもありです。
ヨガは個人差がありますが、じっくり身体とココロの根本から見直し、身体を柔らかくしていきます。
きちんと身体と向き合って、根本から変えていきたい人や、ちょっとやわらかくなるくらいでは満足できない人は柔軟体操よりもヨガがオススメです。

 
ヨガをすると、「私、身体が硬いからヨガできないと思う」と言っていた人が、すごくきれいにポーズをとって、周りの人がびっくりするくらい柔らかくなることがよくあります。
もちろん時間はかかりますが、そこを楽しみにヨガを初めてみてはいかがでしょうか。

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