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無酸素運動で痩せられる?ダイエット中に筋トレをやるべき理由



ランニング
 
ダイエットといえばまず、食事制限と有酸素運動とよく言われています。

でも、無酸素運動という運動もありますよね。短距離走やウェイトリフティング、筋トレなどがそれにあてはまります。

有酸素運動というのは、汗ばむ程度のゆるい運動を一定時間行うもの。ウォーキングやジョギング、水泳などが上げられます。

一方無酸素運動のほうは、きつい運動を瞬間的に行うもの。息を止めて踏ん張る運動で、酸素をあまり取り込まないため、すぐに疲労物質が体にたまり、長時間続けることはできません。


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キツい無酸素運動は、苦しい分やせられるような気がしますよね。なのに、ダイエットなら有酸素運動といわれるのはなぜでしょう。

ダンベル運動や100メートルダッシュしてツライ思いをしても、やせられないってどういうわけ?

 

無酸素運動で脂肪は燃えない

無酸素運動は、筋肉中の糖質をエネルギーとします。どんなに苦しみに堪えても、脂肪は燃やされません。無酸素運動で脂肪を燃やすことはできないんです。

じゃ、脂肪を落とすためには有酸素運動だけをやってたらいいの?と思ってしまいますが、そういう簡単な話でもありません。

実は無酸素運動もダイエットには非常に重要な役割を果たしています。

有酸素運動で燃える脂肪は微々たるもの。30分のウォーキングで消費できるのはおよそ100キロカロリー。100キロカロリーというと、食べきりサイズのヨーグルト1個分です。

せっかく30分も費やしてウォーキングをしても、ちょっと間食してしまうとパーになってしまうというわけ。それって報われませんよね。

そこで無酸素運動の出番なんです。無酸素運動は、有酸素運動ではできない部分をうまくカバーしてくれます。

ダンベル運動などの無酸素運動をすると、体はエネルギー代謝が上がり脂肪が分解され燃えやすい状態になります。

「有酸素運動の前に軽い筋トレをしたほうがいい」というのは、聞いたことはありませんか?

筋トレを行うことで血中に流れ出した脂肪を、ウォーキングなどの有酸素運動で燃やすことができるんです。

無酸素運動を有酸素運動の前に行い、絶妙なタイミングで脂肪を減らすことができるというわけ。

まさに無酸素運動と有酸素運動の組み合わせが、ダイエットには最大の効果をもたらす、ということなんです。

 

筋肉をつけてさらにやせやすいカラダに

でも、ウェイトリフトしてたら、ボディビルダーのような体になっちゃったら困る……というあなた。

ウェイトリフティングというと、どうしても筋肉ムキムキのイメージがつきまといます。

やせるからにはキレイにやせたいもの。でもご心配なく。ダンベル運動をしたからといって、ムキムキ・マッチョな体になることはありません。

女性のカラダの構造上、普通の筋トレでボディビルダーのような筋肉がつくことはありえないからです。

むしろ女性は30代を過ぎると急激に筋肉が衰えて行くため、どんどん筋肉を鍛えたいもの。

ダイエットといわず、普段から無酸素運動で筋肉を使って、いつまでも若いカラダをキープしましょう。

短距離選手の体はキュッと引き締まったキレイな体をしていますよね。無酸素運動で直接脂肪を燃やすことはできない、とは先ほど言った通り。

でも、無酸素運動ではやせやすいカラダをつくることができるんです。

筋トレなどの無酸素運動を続けることで、筋肉量がアップすると基礎代謝量が上がります。基礎代謝量が上がると、何もしていなくてもやせられる体になれるというわけなんです。

筋トレを行うと、その効果は48時間も継続しているとか。寝たりテレビを見たりしている間にも、体の中では筋トレの効果が続いているんです。そんなおいしい話、利用しない手はありませんよね。

また、筋肉がつくと体が引き締まり、しなやかでキレイなボディラインが作れます。キレイやせには無酸素運動が必要不可欠なんです。

基礎代謝量は、人間の消費エネルギーの大半を占めています。基礎代謝量を上げることこそが、一見遠回りに見えて実は確実にやせる方法です。

年ととると、基礎代謝量もどんどん落ちて行きます。20代の頃はダイエットしてもすぐにやせられたのに、今は1キロ落とすのにも一苦労……ということはありませんか?

年齢を追うごとに太りやすくなってしまう体は、無酸素運動でカバーしましょう。

食事制限と有酸素運動でただ脂肪を落とすだけではダメ。食事を元に戻したり、運動をやめるとすぐにまた元通り。また、リバウンドの可能性もあります。

無酸素運動を取り入れて、やせやすいカラダを作りましょう!

 

無酸素運動はやり過ぎに注意

激しい運動が特徴の無酸素運動。実はやり過ぎると体には大きな負担をかけてしまうので要注意です。

特に高血圧の人は、心臓発作や狭心症、心筋梗塞などを招くリスクがあります。

自分の体質や体調と合わせながら、無理のないように行うのがベスト。過ぎたるは及ばざるがごとし、ということですね。

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カテゴリ: ダイエット

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