シュテファン大聖堂2:ウィーンは世界遺産の宝庫。シュテファン大聖堂もそのひとつ
ウィーンは13世紀末から19世紀まで大きな内戦や侵略をまのがれたため、多くの貴重な歴史的建造物が現存している。
そのため、見どころはシュテファン大聖堂に留まらず、ウィーンの街中にあり、宮廷文化が色濃く残った街は、美しい景観に溢れている。
シュテファン大聖堂1
シュテファン大聖堂2
世界三大オペラ座の1つウィーン国立歌劇場
国際的に名高いアーティストの公演が開催されるオペラ座。年間約50演目のオペラとバレエが行われ、公演日数は300日間と国立歌劇場の中で最も多い公演回数を誇っている。
2001年世界文化遺産として登録された。歌の街ウィーンを代表する世界遺産は必見。
日本語の館内ツアーも開催されており、ホールや舞台そで、貴賓室をガイドの説明付きで見学できる。
クリムト作品を見るなら“ベルヴェデーレ宮殿”
18世紀に建設されたハプスブルク家の元宮殿で、現在は中世から現代のオーストリア美術が展示されている。
宮殿は上宮と下宮の2つの構造となっており、上宮は『接吻』や『ユーディット』で有名なグスタフ・クリムトの作品がずらりと展示されている。その他にはゴッホ、ルノワール、ムンクなどの有名芸術家の作品も見ることができる。
毎日18:30からは夜の宮殿を楽しむことができる。入場料は1.100ユーロ~
美しく四季折々の花が咲き誇る庭園も見逃せない。
世界遺産の教会
シュテファン大聖堂の他に世界遺産登録されている“カールス教会”。ウィーン市街のバロック建築を見るならカールス教会が一番。ハプスブルク家の離宮として建設されたシェーンブルン宮殿の建築家フィッシャー・フォン・エルラッハが手掛けた教会。シュテファン大聖堂の地下墓地が満員になったため作られたと言われている。ちなみにシェーンブルン宮殿も世界遺産。ウィーンを歩けば世界遺産にあたるといった感じだ。
ウィーン大学
多くのノーベル賞受賞者を輩出している西ヨーロッパエリアで最古にして最大の大学。
この大学もやはりハプスブルク家が設立したもの。外観の素晴らしさはもちろんだが、将来、ノーベル賞を受賞するかもしれない大学生たちを一目見たいという気持ちに駆られる・・・。
ある意味世界遺産!ウィーン少年合唱団
ウィーンといえば「ウィーン少年合唱団」というフレーズが浮かぶ人も少なくないはず。
1498年に神聖ローマ皇帝が典礼やミサの聖歌隊として少年合唱団を作った。
ウィーン少年合唱団ファンクラブなどもあり、少年たちの美声には心を掴まれること間違いなし。