> >

非日常を楽しむ精油…ちょっとスピリチュアルな香りアンジェリカルート



アロマテラピー
アロマテラピーを勉強すればするほど、新しいアロマを知っていく楽しみが増えます。特に、検定試験で出るような基本的なものとは違って、少し扱いが難しいものも増えるので、きちんとした知識が必要になってきたりするものです。


スポンサードリンク



 
そういった点でも、アロマを深く知ることは楽しいものですよね。

 

ヨーロッパで愛されるアンジェリカルート

慣れてきてから使ってもらいたいアロマはいくつもありますが、例えばアンジェリカルートが挙げられます。アンジェリカルートとは、その名の通り、アンジェリカというセリ科の植物の根っこから採取されるアロマです。ハンガリーやイギリスを原産としていて、川辺の近くで育つこと、また種子からもアンジェリカシードと呼ばれる精油を採取することができるので、ヨーロッパではなじみ深いアロマとして知られています。

この精油は、リキュール類の香りづけにも利用されています。フランス産のシャルトローズ酒なんかが有名です。アンジェリカという名前も、エンジェルによって、人々にその秘めたる効能が伝えられたからと言われています。もともとは薬草として重宝されており、精霊の根という別名もあります。神聖な植物として扱われていたそうですよ。

香り自体は、ムスクのような甘くスパイシーな感じだと一般的に言われています。オリエンタルな香りなので、非日常を楽しみたい人にもおすすめです。ベースノートで揮発度が高くなく、単体でも長時間香りを楽しむことができます。

 

アンジェリカルートに秘められた効能

アロマの効能としては、かなり精神面での効果が注目されています。不安な気持ちや気分が沈んでいる時に、ストレスをやわらげてくれたりする効能があります。心の疲労からの回復の手助けになってくれるアロマなんです。実は、抵抗力を強めてくれるので、風邪がひきにくくなったり、痰を取り除く作用なんかもあって、ぜんそくの症状がある人に向いていたりします。更年期障害で悩む方や月経前後の憂鬱なときに、マッサージオイルとして取り入れるのもおすすめです。

 

アンジェリカルートを使用する際の注意点

ただ、柑橘系ではないですが光毒性があるので、使用直後に紫外線にあたるのは避けましょう。また、肌の色合いを明るくしてくれる作用がありますが、肌への刺激も強いので、敏感肌の人は使用を控えめにするのが良いでしょう。妊娠中・授乳中の女性も、使用は避けるべきアロマです。

 

アンジェリカルートとブレンドするならこの精油

ブレンドの相性が良いのは、同じハーブ系のカモミール、クラリセージ、ゼラニウム等です。アンジェリカルート自体が強い香りなので、多用しないように注意することも大事です。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

Comments are closed.