便の形状に便秘脱出の鍵がある。便の観察を習慣づけて健康状態を読み取ろう
皆さんは毎日どのような形の便が出ているでしょうか?
恐らく、毎日忙しくゆっくりトイレに行けなかったりする人が多いですし、血便でもない限り便の様子を確認するという行為は少ないでしょう。
便で健康状態を確認できる
人間の便の色や形などの状態は健康の状態や体調の変化を観察・判断するうえで重要と言え、便の状態を読み取ることで健康を維持できると言っても過言ではないでしょう。
特に便秘気味の人の便の状態というのはコロコロとしたウサギの糞のような便や堅くて便器の底に沈んでしまうようなもの、あるいは軟便が出てくるという場合が多いようです。
コロコロした便の場合
まず、コロコロした状態の便はその質感から分かるかと思いますが便に含まれている水分が少ない状態で、ストレスなどによって腸の水分調節がうまくいかずに起こると考えられているので水分補給をして腸に水分を与えるのはもちろんですが、ストレスを解消したり睡眠の質を上げたりすることでより改善されます。
便が沈む場合
便が便器の底に沈んでしまうような便は食べ過ぎのサインですので食生活を見直してみてください。
そして軟便の場合は腸内環境を整えるべく悪玉菌や老廃物を多く排出しているサインなので便の元となる食物繊維を多く含む野菜やキノコ、そして乳酸菌を多く含む食品などを取るように心がけると改善されます。
便のサインを見逃すと?
これらの便のサインを読み落とすと腸の水分調整によって便秘と下痢を繰り返したり、固い便によって痔になってしまうことすらあるのです。
ですから朝起きたら便意が起きるように体操をしたりコップ1杯の水を飲んだりしてトイレに向かい、排便姿勢をとって便から健康の状態を読み取ってください。
口に入れるものにもちょっとした意識を
また、便の出が悪いという時にはコップ1杯の水をコーヒーに変えてみると便意がより感じられるはずですし、食物繊維のたっぷり入った特製スムージーなどをミキサーで作って飲むのもおすすめです。
毎日何気なく行っているトイレでもこのように意識して行うことで食生活などその他生活習慣にも良い影響をもたらしてくれますのでこの「便を読む」という行為を是非実践してみてください。
そしてこれらの便秘解消の証として、一番の理想の形は水分・油分・老廃物と繊維がバランスよく入った便器に浮くバナナうんちが出ることが一つの目安と言えますのでバナナうんちをイメージしつつ排便しましょう。
最後に、人間ドックほどの精密な健康診断ではないですが、便の状態を読み取ることはれっきとした健康診断の一つであると言えますので
新聞を読む感覚で便も「読んで」便秘を解消しましょう!