ジェルネイルが上手に塗れなくなった。その原因はジェルの保存状態とブラシの劣化
ジェルの扱いにも徐々に慣れてきた頃、多くの方がぶつかる壁があります。
それは、前までのようにジェルをキレイに塗ることができなくなってきた、というものです。
皆様の中にも、「なんだか最近、ジェルがムラになってしまうな」と感じている方はいらっしゃいませんか?
実はその壁の原因は、意外なところにあるのかもしれません。そこで今回は、ジェルを綺麗に塗ることができなくなってしまう原因について考えてみましょう。
1.ブラシの劣化
ジェルネイルをするうえで必要不可欠なアイテムのひとつが、「ブラシ」です。そして多くの方が、一度ブラシを購入すると、何年もの間同じブラシを使用しているようです。
しかしそれでは、美しいアートをすることができません。
というのもブラシは使用回数を重ねるごとに確実に劣化していきます。そのため数か月間使用すると、ブラシは購入したばかりの頃よりもかなり摩耗してしまっているのです。
頻繁に使用していると気付かないかもしれませんが、もしも新しいブラシをお持ちでしたら、比べてみてください。その状態の違いに愕然とすると思います。
考えてみればジェルを塗った後のブラシはとても強いお薬を使ってクレンジングするため、傷まない方が不思議ですよね。
ブラシはあくまでも「消耗品」ですので、定期的に買い替えることをおすすめします。
保存も注意
またブラシをできるだけ長持ちさせるためには、その保存状態にも気を配るようにしましょう。
アートをした後は、ジェルクリーナーを使ってブラシに残ったジェルをきちんと除去することが大切です。
そしてブラシを保管する際には、必ずブラシの先を整えておくようにしましょう。ブラシの先が割れた状態で保管してしまうとその形が癖になり、ジェルを塗った際にムラになってしまいます。
2.ジェルの劣化
ジェルをキレイに塗れなくなる原因としては、ジェルの劣化も考えられます。
ジェルは、太陽光や蛍光灯等の光によっても徐々に硬化してしまいます。そのため使用回数を重ねるにつれて徐々にボトルの中のジェルが固まっていってしまい、ダマができたり固くなってしまったりすることがあるのです。
また何度も同じジェルを使用するということはそのジェルのボトルを何度も開けたり閉めたりするということですので、繊維やほこり等がボトルの中に入ってしまう機会が増えてしまいます。
そしてジェルの中に混入した異物が原因となって、ジェルがムラになってしまうことがあるのです。
せっかく購入したジェルを劣化させてしまうのは非常にもったいないので、ボトルを開けっぱなしにしたり散らかった環境でジェルを使用したりしないようにし、ジェルの品質保持に努めましょう。