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食物繊維で便秘が悪化…あなたの便秘解消法、間違ってない?



便秘解消

 

便秘の原因は生活習慣の乱れや不摂生と言われていますが実は便秘の解消法でも便秘を引き起こすことがあるのです。
まず便秘解消というと乳酸飲料をたくさん飲んだり野菜を食べて食物繊維などをたくさん摂ろうという考えに走りがちです。
しかし、食物繊維は摂り方を間違えると便秘解消どころかかえって便秘を悪化させてしまうことがあるのです。

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食物繊維と便秘解消の関係

食物繊維が便秘解消に有効であるというのは便の形成する素材である不水溶性食物繊維のセルロースを補うためであったり、繊維や形成された便で腸を刺激して蠕動運動を促すためであって、決して便秘薬のような効能が得られるというわけではないのです。
また、同様に乳酸菌飲料をたくさん飲むことで便を緩くして便秘を解消しようという方もいますが、そもそも乳酸菌飲料は腸内に乳酸菌を入れて腸内環境を整えるために飲むものであって、即効で便を出しやすくする効果を期待するのは間違いなのです。

 
このように食べ物を用いて便秘を解消する方法は一度にたくさんの食品を摂るのではなく、毎日継続して食べ続けて便秘の解消と予防を同時に行っていくことが大切なのです。

 

 

高額な健康食品は便秘解消に効果があるのか?

その他にも世間には便秘解消法が溢れており、中には便秘解消を謳う高額な健康食品などが出回っています。
例えば「オリゴ糖が入っているサプリ」や「手軽にとれるスムージー」などがあげられ、「1か月は摂らないとダメ」と謳って定期的な購入を促すものもあります。

 
しかし、そういったオリゴ糖の入った料理や便秘解消スムージーはお金をかけずとも手作りで作ることができますので便秘解消サプリや健康食品を購入したいと思った時には慎重に検討した方が良いでしょう。
このようにたくさんの情報に惑わされると便秘解消法を調べる時間を取られたり、下痢や腹痛など便秘以外の症状も発症してしまいそれらがストレスとなってますます便秘が悪化してしまうのです。

 

 

1週間続けて様子をみよう

また、正しい便秘解消法であっても自分の便秘の症状に適さない便秘解消法であったり、量や回数を多くするなど過剰な方法で行うと効果が得られません。
ですから、便秘解消法は少なくとも1週間続けてみて便通の改善が得られない場合はその便秘解消法をいったん中止することが望ましいと言えます。
最後に、たくさんの便秘情報に惑わされないためにも、不安な症状があったら薬剤師さんに便秘薬の相談をしてみたり消化器科や便秘外来のお医者さんに診察をしてもらって適切な処置を行ってもらうのが望ましいでしょう。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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