> >

ピラティスでウエストシェイプ。意外と古い歴史と効果



ヨガ

 

ヨガのスタジオに行くと、「ピラティス」というクラスがあるところが多いと思います。ヨガに並んでよく目にするようになった「ピラティス」。いったいヨガとはどう違うのか、どんなことをするのか、どういった効果があるのか調べてみました。

スポンサードリンク


 

 

ピラティスを行っている有名人

ハリウッドセレブといわれる方々の間で大流行!という広告を目にしたことはないでしょうか?実際、マドンナやジェニファー・ロペス、キャメロンディアスが日常のトレーニングに取り入れているようです。
日本人では竹内結子さんや、渡辺満里奈さん、米倉涼子さんなどが愛好されているようです。

 

 

ピラティスの発祥

ピラティスという言葉はここ最近になって日本でも定着していますが、発祥は意外と古いのです。
ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏により、第一次世界大戦の時に負傷兵のリハビリテーションとして考案されたことが、ピラティスの始まりなのです。

 
ピラティス自体は、ヨガを参考にして考案された部分も多くありますが、ヨガとは効果には明らかな違いがあります。
その後、ピラティス氏はアメリカに渡って、本格的にピラティス・スタジオをニューヨークに開きます。このとき、アメリカの有名ダンサーたちに支持されたことで、広がっていったのですね。
そして2000年以降、ハリウッドセレブやモデルの間に浸透していき、より拡大していきました。

 

 

ピラティスとは

ピラティスは負傷兵のリハビリテーションが始まりではありますが、決して治療法ではありません。あくまでもエクササイズなので、大切なことは自分自身の体と心に向き合うことだといわれています。
この部分がヨガと共通している点とされているので、ヨガのスタジオでも積極的に取り入れられているんですね。

 

 

ヨガとピラティスの違い

ヨガは呼吸法とポーズ、瞑想が基本となっています。そのため、リラクゼーション効果や、うつ病対策などのメンタルへの効果が上げられます。肉体的にはエクササイズとしてだけではなく、ストレッチに重点を置くことにより、しなやかな筋肉作りが効果的に行えます。
ピラティスは、エクササイズの要素が強く、筋肉をいってもインナーマッスルへの効果が大きく、骨格に対してのアプローチが取り入れられています。

 

 

ヨガとピラティス、どちらを行うか

その時の体調や、求める体にもよりますが、まずはメンタルの部分から見直したい、自分自身をゆっくりと見つめてみたい、日常の時間の流れから逸脱したいという方にはヨガをおすすめします。
ヨガのポーズや呼吸、瞑想には心と体を深く癒す効果があるので、毎日忙しくて自分を癒してあげられていないと感じている方には、ヨガが適していると思います。

 
体のゆがみや凝り、筋力の低下、便秘が続くというような方にはピラティスをおすすめします。下腹部を意識して呼吸を繰り返したり、インナーマッスルをとにかく意識して行うので、体の不調を回復したい方にはピラティスが適していると思います。

 

 

ピラティスには種類がある

ピラティスには、ヨガのようにマットの上で行うピラティスと、器具をつかって行うピラティスがあります。

 

マットピラティス

体の核(丹田の辺り)を中心に鍛えていきます。ヨガのスタジオではこちらのマットピラティスが行われています。
インストラクターさんの支持で呼吸やポーズを取っていきます。体の使い方がヨガとは違うということがよくわかるので、是非体験していただきたいです。ヨガの場合精神的には癒される感覚がありますが、ピラティスの場合は解放されるという感覚が強くあると思います。

 

マシーンピラティス

こちらのピラティスで使用される器具はリハビリテーションや、整体の時に乗る台のような物です。これらを使って行うことで、とれる動きの種類が大幅に増えます。
また、高齢の方や怪我をしている方にも負荷が小さくて済むので無理なく行うことができます。
普段使わないインナーマッスルや、骨を意識することもより可能になるので、こういったマシーンピラティスにも是非挑戦してみたいですね。

 

 

ピラティスによる効果

ヨガと同様の効果もありますが、インナーマッスルを鍛え、骨格を整えるという要素が強いので、肩こり、腰痛にも効果は絶大です。
またダイエットやストレスの解消にも効果的です。
ヨガのような深い呼吸というよりも、活動的な呼吸を繰り返します。そのため、体の中に新しい空気と血が流れていくことが感じられる気持ちよさがあります。

 
そして最大のピラティス効果としては、ウエストがぺたんこになるということです。何故お腹がぺたんこになるのかと言いますと、普段使わないお腹のインナーマッスルを効果的に動かすからなのです。
腹横筋を鍛えることによって上半身を持ち上げる筋肉を補強します。そうすることで、猫背や前屈みの姿勢が矯正されて美しい姿勢になります。
そして、姿勢が伸びることにより、お腹が縦に伸び、引き締まってぺたんこのお腹になっていくわけです。
効果は早い人で始めてから2週間と言われているので、魅力的ですね!

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.