塗ったら落とす！肌を傷めない日焼け止めの落とし方

ベースメイクと違って、日焼け止めだけ塗った場合は、あまり顔や体を洗うのに気を遣わなくてもいいと思われがちですが、日焼け止めにはサンスクリーン成分として、二酸化チタンや酸化亜鉛が含まれています。
シリコンはサンスクリーン成分同様、肌に残したくないものですし、油分は一日肌の上にのると時間とともに酸化していくので、やはりきちんと落とすことが必要です。
ここではそんな落とし残せば肌トラブルの原因となりかねない、日焼け止めの正しい落とし方をご紹介したいと思います。

しっかり落とさないと肌トラブルの元に！

これらはファンデーションなどのベースメイクにも多く配合されている成分なので、落とし残しはくすみや吹き出物などの肌トラブルの原因になってしまいます。
また、日焼け止めにはサンスクリーン成分の他にも、汗で落ちにくくするためにシリコンや油分が配合されているものが殆どです。

日焼け止めに表示されている落とし方を守る

日焼け止めを購入すると、パッケージや本体に、使用方法が記載されているものが殆どです。
そこに落とし方も記載されているなら、必ずその指示に従いましょう。

 
化粧水や乳液などのスキンケアアイテムの延長線上にあると思われがちな日焼け止めですが、成分的にはベースメイクに近いものです。
顔に塗ったものは勿論のこと、手足などの体に塗ったものも、かならず指示に従って、毎日きちんと落とすことが大切です。

皮脂と混ざった日焼け止めはお湯では落とせない

また、日焼け止めの中には、お湯で落とせるものもありますが、一日中皮脂と混ざり合った日焼け止め成分は、なかなかお湯だけでは綺麗に落としにくいものです。
できれば洗顔料や石鹸、ボディーソープを使用して落とすようにすると、洗い残しが無く安心です。
他にも洗顔料や石鹸、ボディーソープで落とせると表示があるにも関わらず、洗顔料などで落としても白く残ってしまう場合は、すすぎを肌より少し温めのお湯にしたり、洗顔料やボディーソープで二度洗いするなどして、きちんと落とすように心がけましょう。

洗顔料や石鹸、ボディーソープで落とせるものは泡で落とす

洗顔料や石鹸、ボディーソープなどで簡単に落とせる表示のある日焼け止めは、子ども用や敏感肌用が多いので、一度しっかり洗えばすっきり落ちるものが殆どです。

 
ただし、日焼け止めを落とす際に、ゴシゴシ力を入れて擦るのは禁物です。
タオルやスポンジに石鹸やボディーソープをつけて、毎日日焼け止めをゴシゴシ擦って落としていると、せっかく日焼け止めを塗って紫外線から肌を守っていても、肌の保湿成分が摩擦によって流出してしまうので、乾燥やシミ、シワなどの肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。

 
日焼け止めを落とす際も、洗顔料や石鹸、ボディーソープをしっかり泡立てて、泡で肌をマッサージするようにして優しく洗っていきましょう。
また、すすぎも熱めのお湯は避け、人肌より少し温めのお湯で洗い流すと、肌の潤いを守りながら、しっかり日焼け止めを落とすことができます。

ウォータープルーフ仕様のものはクレンジングが必要

レジャー用などの汗や水に強い日焼け止めには、専用のクレンジングで落とすように指示があるものもあります。
このような日焼け止めを使用した場合は、必ず専用のクレンジングを使用するようにしましょう。またクレンジングした後は、クレンジングの成分がどうしても肌に残りがちです。
必ずいつもの洗顔料や石鹸、ボディーソープなどをよく泡立てて、しっかりクレンジングの成分を洗い流しておくことが大切です。

 
また、ウォータープルーフタイプの日焼け止めで特に落とし方の指示が無い場合は、石鹸やボディーソープの二度洗いで落ちる場合もありますが、それでも日焼け止め成分が肌に残る場合は、いつも顔に使用しているクレンジング剤を薄く肌に馴染ませてから石鹸などで二度洗いすると、すっきり落とすことができます。

顔用の日焼け止めはいつものクレンジングでしっかり落とす

顔専用の日焼け止めには、日焼け止めのみの機能のものと、肌のトラブルや色むらを綺麗に補正するためのコントロールカラーを兼ねたもの、毛穴などを目立たなくしたり、ベースメイクを崩れにくくする化粧下地を兼ねたものなどがあります。

 
顔用の日焼け止めも落とす際は商品やメーカーの指示通りにするべきですが、何も指示が無い場合は、いつものメイクを落とす要領で、クレンジングや洗顔料を使用してしっかり落とすようにしましょう。

天然オイルじゃ落ちないの？

毎日使用しているクレンジング剤には、ミルクタイプやジェル、お湯でするっと洗い流せるオイルなどの市販のものの他に、オリーブオイルやホホバオイルなどの天然の植物オイルを使用している人も少なくないようです。
しかし日焼け止めの成分によっては、天然のオイルでは落とせないものもあるので、使用する際はメーカーなどに一度確認しておくことをお勧めします。
クレンジングをした後は、必ず良く泡立てた洗顔料や石鹸でもう一度クレンジング剤をよく落とし、洗顔後は一日中日焼け止めをのせていた肌をしっかり保湿しておくことも忘れないように心がけましょう。

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