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敏感肌さんアレルギー肌さんでもへちま化粧水を使えるの?



へちま化粧水

 

へちま化粧水がロングセラーの理由の1つは、成分が安心で誰にでも使いやすいということ。アレルギーや敏感肌の人でも使えるのですが、その辺りのへちま化粧水の特徴をまとめてみましょう。後半では、へちま化粧水を使用する際の注意点をまとめています。

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天然成分のへちま化粧水はお肌にやさしい

へちま化粧水の成分は、サポニン、ペクチン、カリウムなどです。
サポニンはへちま特徴成分ですが、いろいろな化粧品に配合されている成分ですし、ペクチンはりんごなどに含まれるゼリーの元となる成分、カリウムは利尿作用で知られるミネラルです。いずれも、身の回りの食材や化粧品によく含まれている成分で構成されています。
さらに、へちま水は、粒子の大きさが水よりも小さくなっています。そのため、肌につけるとなじみが良く、へちま水はどんな肌にも合う、安全でやさしい化粧水になっているのです。

 

 

アレルギーがひどい敏感肌でも使って良いの?

アレルギーがひどい敏感肌の人は、新しい化粧品を試すのには勇気が要りますよね。失敗すると、かゆみが出たり、肌荒れが起きたりと、肌トラブルの悪循環が始まってしまいます。
その点、へちま化粧水は、天然の化粧水で、江戸時代から伝統的に使われてきたもの、というのは頼もしい点です。

 
また、へちまの主成分であるサポニンは、肌細胞の生まれ変わりをサポートするはたらきがあります。細かい粒子が荒れた肌の内部に浸透し、内側から保湿して肌の調子をアップさせてくれます。アレルギーで荒れた肌も、肌再生が進み、きれいな肌に変わっていきます。低刺激なので、荒れた肌にしみることは少ないでしょう。
それでも心配な場合は、できるだけ不純物の少ない、ピュアなへちま化粧水を選ぶと安心です。

 
ただし、天然のものは、手作りの場合もそうですが、ちょっとしたことで成分のバランスが変わることもあり、デリケートな肌に刺激を与えることもあるかもしれません。その場合は、すみやかに使用を中止し、様子を見ましょう。

 

 

へちま化粧水の江戸時代の利用法

江戸時代には、ポピュラーな化粧水として、「美人水」「花の露」などとも呼ばれていました。本当に、美肌を作る化粧水として実用されていたことがうかがえますね。

 
へちまは、江戸時代の初めに渡来し、江戸城大奥女中の化粧水として献上されたそうです。東京の小石川植物園は、昔、江戸小石川御薬園とされていましたが、夏に、「一石一斗三升の糸瓜水」を納めた記録があるそうです。糸瓜とはへちまのこと。一石一斗三升とは、113升。1升が1800mlなので、一石一斗三升は、約203リットルになります。かなりの量ですよね。
この量が江戸城大奥で消費されていたということですから、美を競う女性たちの間で愛用されていたんですね!

 

 

へちま100%のへちま化粧水の意外な特徴

へちまを自宅で手作りした場合や100%のへちま化粧水の場合、独特の匂いがすることがあります。収穫時期にもよるのですが、ウリ科によくある青臭い香りが感じられる場合があります。気になる人もいるかもしれませんが、肌に使用するのには問題ありません。
ただし、雑菌の混入や長期保存によっては、腐敗してしまいます。その場合は、生ごみのような腐敗臭に変わりますので、古いものは使用前にチェックしましょう。

 
また、天然の化粧水なので色も変わることがあります。光を浴びていると、緑色が濃くなります。これは、へちま化粧水にわずかに含まれる繊維質が、光による光合成を行い、緑色を作り出していると考えられています。これも、肌に使用するには問題ありません。

 

 

念のためにはパッチテストを

へちま化粧水は、肌なじみが良く、どんな肌にも使えます。でも、肌の調子は体調にも左右されるものです。心配な場合は、念のためにパッチテストをしてから使いましょう。
二の腕の内側などにへちま化粧水に浸したコットンもしくはガーゼを貼りつけ、丸一日様子を見ます。途中でかゆくなったり赤くなったりする場合は、テストを中止し、へちま化粧水の使用も控えましょう。

 
へちま化粧水は、子どもから大人まで、どんな肌質の人でも安心して使える天然の化粧水です。
ニキビなどの肌トラブルの改善にも効果があるとされ、保湿効果にも定評があります。やはりロングセラーなだけあって、多くの人に幅広く使える化粧水と言えると思いますよ。

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