麦茶でダイエットができるってホント？痩せ体質が作れる理由

 
ダイエット効果のあるお茶と言うと、むくみ解消に優れた効果のあるルイボスティーや、脂肪分解効果の高いウーロン茶が有名です。

確かに、お茶を飲むだけで体の中に滞りがちな水分を効率良く排出する効果があったり、脂肪を燃焼する効果を得られるのはとても魅力的です。

では、毎日の水分補給として飲まれている麦茶を飲んで、ダイエットすることができたら、どうでしょう？
麦茶にもカリウムなどのミネラルが含まれていますし、様々な美容や健康に嬉しい効果もあるからこそ、麦茶を飲むことでダイエットをすることも可能です。

そんな誰でも簡単に行うことができる、麦茶ダイエットについてご説明していきます。

麦茶の血液サラサラ効果で痩せやすい体を作る

麦茶は香ばしい香りや優しい喉越しなど、多くの人に愛飲されているとても身近なお茶です。
しかもそんな麦茶には、アルキルピラジンやGABAといった成分が含まれていて、血液をサラサラにする効果が期待できます。

この麦茶の持つ血液サラサラ効果は、毎日麦茶を飲み続けることで、全身の血流が改善されて新陳代謝も活発になるので、一日に消費する基礎代謝量も増えて、太りにくく痩せやすい体へと変えていくことができます。
麦茶ダイエットを実現するためには、この血液サラサラ効果が欠かせませんが、麦茶の持つこの効果をしっかり活かすためには、日々の食生活も大切です。

いくら頑張って麦茶を飲んでも、毎日砂糖たっぷりの甘い物や、油っこいものばかり食べていたのでは、麦茶の血液をサラサラにする効果は活かされなくなってしまいます。
野菜をしっかり取り入れたバランスの良い食事を三食しっかり食べるように心がけることと、甘い物や揚げ物などの油っこいものはなるべく避けるようにしましょう。

野菜や果物に含まれているビタミンCやナッツ類に多いビタミンE、梅干しなどに含まれているクエン酸や、青魚に多く含まれているDHAは血液サラサラに効果的です。
麦茶と一緒に積極的に摂っていきましょう。

水分補給とむくみ予防でデトックス

ダイエットをするのに欠かせないのが、むくみを効率良く改善することです。
女性の体はとてもむくみやすく、同じ姿勢を長時間していたり、生理前や生理中などホルモンバランスの関係でどうしても下半身を中心に、体の中に水分を溜めやすくなってしまいます。

しかしそんなむくみを解消することができれば、痩せにくいと言われている下半身もすっきりさせることができますし、何より健康的にダイエット効果を得ることができます。

利尿作用のある飲み物はたくさんありますが、ノンカフェインの麦茶の利尿作用は緩やかなものなので、緑茶やルイボスティーなどと違って、たくさん摂取しても体の中の必要な水分を排出してしまう心配がありません。
このことから、しっかり水分補給しつつ、不要な水分を排出できる麦茶は、まさに体への負担を少なくダイエット効果が実現できる理想的なお茶と言えます。

ただし、いくら利尿作用が優しいとはいえ、一日に摂取する量は2リットルまでにしましょう。
それ以上の水分を摂取すると、麦茶に限らずむくみの原因となり、ダイエットが実現しづらくなってしまいます。極端な過剰摂取には注意しましょう。

麦茶で太りにくい体質は作れる？

麦茶の原料は大麦であることから、麦茶には水溶性の食物繊維が含まれています。
この水溶性の食物繊維は、食べたものの血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。

ご飯やパンなどの穀類や砂糖がたっぷり使われた甘い物などを食べると、血糖値は急激に上昇し、処理しきれなかった糖分は脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
しかし麦茶を飲むことで、このような血糖値の急激な上昇を抑制することができるので、同じものを食べても太りにくくすることができます。

効率よく麦茶ダイエットを成功させる方法

どこにでも売っていて、身近な飲み物である麦茶を飲むことで、ダイエットできるということはとても嬉しいものです。
では麦茶の効果を最大限に活かす麦茶ダイエットを成功させるためには、どのように麦茶を飲んでいったらいいのでしょうか。

まず、用意する麦茶は温かいものか常温のものにします。
冷たいものは体を冷やして、せっかくの血液サラサラ効果を発揮し辛くしてしまうので、避けましょう。
そして飲む量は1回に200mLを目安に、1日に2リットルくらいまでを摂取します。

飲むタイミングはいつでも構いません。水分補給したいと思ったときに、コップ1杯の麦茶をゆっくり飲むようにしましょう。
中でも食後の飲用は、食べたものの血糖値の急激な上昇を抑えることができるのでお勧めです。

麦茶はカロリーがコップ1杯（200mL）で2kcalしかないので、間食の代わりとして飲むのもいいでしょう。温かい麦茶ならお腹を満たすことができてダイエットに効果的です。牛乳や豆乳との相性も良いので、麦茶に好みの量を加えると、タンパク質やビタミンも摂取できる上に、満足感もアップするのでお勧めです。

日々の食生活を腹八分目でバランスの良いものにするよう心がけたり、毎日の生活に無理の無い範囲でウォーキングや自転車、エアロビクスなどの有酸素運動を取り入れて、麦茶の効果を無駄なく活かしていけば、より優れたダイエット効果を実感することができます。これを機会に生活習慣もしっかり見直して、健康的に麦茶ダイエットを実現していきましょう。

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