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ヨガの正しい姿勢(直立) サマスティティとウールドゥワ・ハスタアサナ



ヨガ

 

ヨガでは、まず正しい立ち方が大切になります。座ってとるポーズ、寝てとるポーズなどもありますが、まずは自分の姿を鏡で見て、立ち方をチェックしてみてください!

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サマスティティ

ヨガで直立の姿勢のことを「サマスティティ」と呼ばれています。「サマ」は、直立という意味があります。
床(地面)にしっかりと身体を安定させて、床(地面)に垂直になるように真っ直ぐと立ちます。姿勢を正しくとることで、堅固さ、静けさ、安定の感覚が養われます。

 

 

サマスティティのポイント

1.まっすぐ前を見る
2.頭頂が上に引っ張られているような感じ
3.頭を背骨の上に乗せる
4.首を伸ばしてリラックスさせる
5.肩甲骨を引き寄せる
6.胸骨を引き上げて、身体の前の面を開く
7.胸を十分に開く
8.背骨を伸ばす
9.尾骨を中に入れ、お尻を引き締める
10.下腹部を意識する
11.腕は身体の両サイドにリラックスして下ろし、手のひらを脚に向ける
12.両足のかかとをつけて、内側を揃える
13.足裏に均等に体重をかける

 

 

気をつけるポイント

1.胸を開くことを意識しすぎてしまうと、肋骨の下の部分が前に出すぎてしまいます。また、尾骨を突き出しすぎて、お尻が出っ張ってしまいます。重心がつま先に乗ってしまうのもいけません。

 
2.背骨が丸まって、肩が前に出てしまう猫背の状態は、重心がかかとに乗ってしまうので、いけません。

 

 

サマスティティからのポーズ

ウールドゥワ・ハスタアサナ

サマスティティで手を高く上げるポーズです。とても単純なポーズに思えますが、気をつけるポイントをしっかりと確認して行いましょう。
「ウールドゥワ」は、高くという意味。「ハスタ」は、手という意味です。

 

 

ウールドゥワ・ハスタアサナの流れ

1.サマスティティから、両足を肩幅に広げます。
2.つま先は正面に向けて、両足全体に体重をかけて立ちます。
3.両腕は肩幅に保ったまま、肘を伸ばして耳の横まで上げ、さらに腕を上に伸ばします。
4.両腕と両足が二本のレールのように平行になるように意識します。
5.この時、手の指は揃え、指先で空に触るような感覚で伸ばします。

 

 

ウールドゥワ・ハスタアサナのポイント

・ 首を前に出さないよう、背骨の上に真っ直ぐと頭をのせておきます。
・ 顎を引いて、リラックスさせます。
・ 両腕を上げるときに痛みが出る場合は、痛みの出ない所まで、両腕を開いて伸ばします。
・ 背骨が曲がっていないか、肩と首に力が入っていないかを意識し、お尻の穴をキュッと引き締めて行います。

 
とても単純なポーズですが、このサマスティティからのポーズは沢山あり、ついいつものクセが出やすいポーズです。是非、自分の直立を鏡の前で確認して、素敵な立ち姿になってください!

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この記事は当ブログのライター「りく」が書きました。

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