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糖尿病になることも?ウーロン茶の気になる副作用



ウーロン茶

お茶はとても身近な飲み物だからこそ、水分補給や、食事のお供として、毎日たくさんの量を飲んでいる人が多いものです。
どこにでも売っていて、入手しやすいウーロン茶も、今や緑茶や紅茶と並んで、最もポピュラーな中国茶として、多くの人に飲まれている飲み物です。

 
しかし、様々なお茶にそれぞれ効能があるように、ウーロン茶にもダイエット効果など、優れた美容や健康に対する効能がある反面、飲み過ぎたり、体質に合わないことで起こる副作用もあると言われています。
ウーロン茶を飲むことで起こる、気になる副作用についてご説明していきたいと思います。

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ウーロン茶をたくさん飲み続けると糖尿病になる?

ウーロン茶はマイナスカロリーのお茶として、飲めば飲むほど体内でカロリーを燃焼することができることから、ダイエット効果の高いお茶として人気です。

 
しかしそんなウーロン茶を長期間飲み続けていると、糖尿病になるリスクが高くなると言われています。
理由はウーロン茶をたくさん飲み続けることで、空腹時の血糖値が上昇しやすくなるからです。

体に良
 い飲み物として、コレステロールを下げたり、脂肪を分解する作用があることから、血糖値の上昇も緩やかになるのでは?と思われがちですが、ウーロン茶をたくさん飲み続けることは逆に、空腹時の血糖値が常に上昇しやすい状態を作り、将来的に糖尿病のリスクを高めると言われています。

このことから考えると、毎日水代わりに飲むのを避けるのは勿論のこと、時々は飲むのをしばらくお休みして、数週間間隔を空けてから再び飲み始めるのもいいかもしれません。

 

 

胃痛や下痢だけでなく太りやすくなることもある

ウーロン茶には脂肪を分解する作用があることから、空腹時にウーロン茶を飲み続けていると、大切な胃粘膜を守る成分を分解してしまい、気が付けば胃痛や胃の不快感などの症状が出ることもあります。

 
また、ウーロン茶に含まれているカフェインも胃粘膜の刺激となるので、胃が弱っている時にコーヒーや緑茶を飲むと胃が痛くなるように、体調によってはウーロン茶のカフェインが刺激となって胃痛や胃の不調を引き起こす場合もあります。

 
カフェインは胃だけでなく、腸にも刺激となるので、胃腸の調子が良くない時や、元々腸が敏感な場合は、ウーロン茶を飲むことで下痢になる人もいると言われています。
下痢を何度も繰り返していると、体に必要な栄養素や水分がどんどん失われてしまうので、次に食べた食べ物の吸収が高まり、太りやすくなってしまいます。

 
美容や健康に良い効果を期待してウーロン茶を飲んだのに、胃腸の調子を崩してさらに太りやすくなってしまったのでは本末転倒です。
一日に800mlまでの摂取量を気を付けるとともに、胃腸の調子が良くない時や、元々胃腸が丈夫ではない人は、温かくて薄く煮出したものを少量から始めるなど、注意して飲むようにしましょう。

 

 

意外とカフェインが多いので貧血や妊娠中の摂取に注意する

お茶は緑茶も紅茶もウーロン茶も、元は同じ茶葉が原料ですが、製法や発酵の有無や度合いによって、それぞれ違った味のお茶として楽しむことができます。

 
しかしどのお茶も同じ茶葉を使用していることから、カフェインが含まれています。
緑茶と紅茶、ウーロン茶の中では、何となくウーロン茶の方が緑茶よりも刺激が少ないイメージですが、含まれているカフェインの量は同じです。

ウーロン茶で貧血?

このことから、ウーロン茶を水分補給としてたっぷり毎日摂取していると、知らず知らずの間にカフェインの取り過ぎとなり、気が付けば貧血が悪化しているということもあります。

 
筆者も過去に、一日中ウーロン茶をポットに入れて水代わりに飲んでいたところ、数か月後、健康診断で貧血を指摘されて、とても驚いたことがあります。
女性は生理もあるし、食生活の好みもあるので、貧血の原因はウーロン茶だけではありませんが、ウーロン茶にはカフェイン以外にも鉄を吸着して体外へ排出してしまうタンニンも含まれているので、頻繁に過剰摂取することで、せっかく食事で補った鉄分を排出してしまって、知らない間に貧血が悪化していたということにもなりかねません。

 

妊娠中の摂取にもご注意を

また、カフェインが含まれているということは、妊娠中の摂取量にも注意が必要です。
紅茶が一日に2杯程度までとされているように、ウーロン茶も妊娠中は2杯くらいを目安に摂取することが良いと言われています。
飲みやすいお茶だからと油断せず、緑茶や紅茶と同じ飲み物だとしっかり意識して、上手に気分転換に取り入れていきましょう。

 

カフェイン効果で目が冴えてしまうことも

カフェインが多く含まれているということは、就寝前の摂取にも注意が必要です。
就寝前にカフェインの多い飲み物をたくさん飲むと、目が冴えて眠れなくなるだけでなく、利尿作用でトイレも近くなり、安眠しづらくなってしまいます。
就寝前にウーロン茶を飲むことも、カフェインの作用で眠れなくなったり、夜中にトイレが近くなったりするので、注意が必要です。

 
このようにいくつかの副作用があるウーロン茶ですが、適量を飲むべきタイミングで摂取している分には、様々な美容や健康に対するメリットが得られますし、副作用は起きにくいものです。
早く効果が実感したいからと過剰摂取するのは絶対に避けて、適量のウーロン茶を、自分の体の調子と相談しながら、上手に飲み続けていきましょう。

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