さんまは美容の宝庫!さんまの赤ワインソース・キノコ添え。いつもの秋刀魚を洋風に
秋の味覚の代表選手といえば、よく太って脂ののったさんまですね。冷凍技術が向上し、一年中手に入るサンマですが、やっぱり旬のさんまのおいしさは格別です。
さんまは、ワタごと食べられる珍しい魚。でも、ワタは苦みがあり苦手だという方も多いでしょう。待ってください、捨ててしまうのはもったいないですよ。さんまのワタには、お肌を美しくしてくれる成分が含まれているのです。
それでは、さんまのワタをおいしく食べられる、おしゃれなお料理をご紹介いたしましょう。
さんまの赤ワインソース・キノコ添え 材料
材料(4人分)(一人分297kcal)
さんま 2匹
ニンニク 1片
A
赤ワイン カップ1/2
しょうゆ 大さじ1
エリンギ 2本
しいたけ 4枚
粉チーズ 大さじ1
パセリ 適量
塩 適量
胡椒 適量
小麦粉 適量
オリーブ油 適量
さんまの赤ワインソース・キノコ添えの作り方
(1)さんまを筒切りにし、はらわたを取る。はらわたは取っておく。身には軽く塩・胡椒を振り、小麦粉をまぶす。ニンニクは薄切りにする。エリンギを短冊切り、椎茸を細切りにする。
(2)フライパンにオリーブ油とニンニクを入れて熱し、ニンニクの香りがたったらサンマを入れ、両面をカリッとするまで焼く。
(3)さんまを取り出してフライパンを一度洗い、オリーブ油を引いてエリンギと椎茸を炒める。しんなりとしたら、塩・胡椒・粉チーズ・パセリを加え、混ぜ合わせる。
(4)さんまのはらわたをつぶして、なめらかになるまで混ぜる。鍋にAとはらわたを入れて、混ぜながらとろみがつくまで煮詰める。
(5)皿にさんま、キノコをもりつけ、ソースをかける。
さんまといえば塩焼ですが、たまには洋風にアレンジするのも素敵です。赤ワインを加えると、ワタの苦みが消えて奥深いコクに変わり、おいしく食べられますよ。
さんまの栄養素
さんまのワタには、レチノール酸というビタミンA誘導体が豊富に含まれています。
ビタミンAは肌のターンオーバーを活発にし、しわやたるみをを予防し、シミやニキビ跡を薄くする効果があります。
さんまにはIPAやDHEという不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
中性脂肪を減らしてくれ、血液をサラサラにしてくれる効果が高いので、積極的にとりたい栄養です。
ただ、不飽和脂肪酸はそのままでは酸化してしまうのも早いのです。
ワインに含まれているポリフェノールの抗酸化作用で、不飽和脂肪酸を酸化させることなく体内に取り入れましょう。
キノコに含まれているビタミンDは、さんまのカルシウムの吸収を助けてくれます。
食物繊維が豊富で、低カロリーのキノコ類も秋の味覚としても外せません。秋の味覚が勢ぞろいしたおいしい美容食はいかがでしょうか?