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便秘と下痢とではどちらがマシ?~便秘と下痢が起こるメカニズム



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便秘と下痢ではどちらのほうが良いのか……
ということは、おなかが弱い人であれば一度は考えたことがあるものだと思います。


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一般的に便秘と下痢であると、便秘のほうがまだマシであると考える人が多いようです。
その理由としては、

・下痢になってしまうと、トイレがないとどうしようもなくなる
・突然襲ってくるのではないかと常に不安になってしまう

などが多いです。

 
一方便秘は、ひどくならない限り、下痢のような悩みを抱えることはないとして軽視されがちと言えるでしょう。

実際には、どちらのほうが厄介であるのか、どちらの方が良いのでしょうか。
それを説明していきます。

 

昔は下痢、現代は便秘?

下痢というのは、体の中にある異物を排除するための結果と言えます。
そのため、下痢そのものが起こってくることは決して悪いことではありません。
食中毒などによって下痢が起こってしまうのも、体が毒素を排出しようと動いているからになります。

昔は、下痢に対して効果的な薬というのがなく、下痢によって脱水症状になってしまったりなど、重大な状態に陥り、命を奪ってしまうこともありました。(現在でもひどい症状になると、死亡してしまうことはあります)

しかし、現代では感染症や食中毒に関して、効果的な薬が作られたことによって、下痢に対する治療は比較的可能になってきていると言えます。

 

便秘だと異物を体内に溜め込むことに

一方便秘ですが、便秘は言ってしまえば、下痢とは逆の現象が起こっていると言えます。下痢が異物を排泄するための動きであるのに対し、便秘は異物を溜め込んでしまう症状になります。この時の異物というのは便のことですが、長期間の便秘であると、便が腐り、毒素が体全体に広がってしまうという状況になる場合もあります。

便秘は下痢に比べ、自覚したり、重要視することが難しく、放置しがちです。
下例に比べ早期治療が難しいということでありながら、放置すればするほど症状が悪化しやすくなります。

 

どちらも腸の異常であることは同じ

以上のことから、便秘と下痢では、便秘の方が厄介であるとは言えるでしょう。
社会的に見ていくと、下痢のほうが、通勤や仕事に影響しやすいと言えます。

ただ、どちらも腸の異常であることは確かであり、優劣を考えるべきではないのかもしれません。
どちらも命に関わってきてしまう時は、重篤な症状として体に出てきます。
便秘だから大丈夫、下痢だから大丈夫と考えず、適切な対処法、治療を実践していくことが大切になるでしょう。

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この記事は当ブログのライター「yos」が書きました。

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