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腸内環境改善は必須!慢性的な便秘が引き起こす5つの病気・トラブル



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前章では便秘が起きたら疑われる病気について書いていきましたが、この章では逆に慢性的な便秘によって誘発する病気を見ていきたいと思います。


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1. 片頭痛

片頭痛は原因が不明と言われることがありますが、マグネシウム不足で細胞内にあるミトコンドリアの働きが
悪くなるのが原因とされ、便秘体質の人にも起り易いとされています。
また、セロトニン欠乏症という説もあり、体内のセロトニンの90パーセントは腸内で作られているので腸内環境も頭痛に影響します。

これを考えると便秘を解決すると頭痛も解決できるということが分かります。

 

2. 脳梗塞

排便時に出そうとしてりきむことで血液が脳の血管に行って血管が拡張します。
そしてその血管に血栓があると詰まってしまい脳梗塞を起こしてしまうことがあります。
特に冬期の朝方は寝室とトイレの温度差により血圧も急変するので起こりやすいのです。

しかし、季節を問わず高脂血症や高血圧を罹患している場合は特にトイレ中の脳梗塞には注意が必要です。

 

3. 大腸ガン

大腸ガンのかかりやすさは体質や腸の形状にもよりますが、腸内の環境が悪くなると慢性的な便秘になるので
宿便が毒素を出すようになって腸の粘膜が炎症を起こしポリープになります。そのポリープがガン細胞化するので大腸ガンが発病します。

そもそも便は毒素が入っていて体に必要ないものなので、排出しないと体内に悪影響を及ぼします。

 

4. 痔

痔は肛門付近の静脈が圧迫されて血流が滞ることによって起こる病気です。
特に人間の場合は直立二足歩行なために常に強い圧力がかかっています。
しかし、便秘や下痢によって必要以上に肛門に圧力がかかると炎症を起こし、痔になってしまうのです。

また、出血などがある場合、切れ痔という場合もありますが直腸ガンが疑われる場合もありますので、痔になったら肛門科を受診しましょう。

 

5. ニキビ

便秘は腸だけでなく、お肌にも影響を及ぼします。
先にも述べたように腸内に便が滞ると毒素が体内に回るので肝臓にも負担がかかり影響を及ぼします。
肝臓の働きが悪くなると肌にも毒素がたまってくるのでニキビや吹き出物が出てきます。

最近は肝臓の働きを良くしてニキビなどの肌トラブルを解決するという市販薬がありますが、腸内の環境を変えなければ効果がないと言えるでしょう。

 

腸内環境が健康状態を決定する

このように便秘は腸内の問題だけではなく、全身の病に発展していくことをご理解いただけたかと思います。

また、補足ですが人間に限らず多くの動物の受精卵は一番最初に原腸という腸などの消化器官の原型を形成します。
心臓や脳のできる前の段階からある器官という見方をすれば、腸に「何」を入れ、どういう環境にするかで体の健康状態が決定するというわけです。

そこで次の章では「腸にどういうものを入れたらよいか」、いわゆる腸に良い食べ物のレシピを紹介していきたいと思います。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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