便秘が原因で死亡?!されど便秘、毎日の快便に勝るもの無し!
便秘解消法が原因で発生する病気は様々です。
そんな中、便秘で女性が死亡したという記事をネットで発見したのですが、本当に「たかが便秘」で死んでしまうことがあるのでしょうか?
それともただの都市伝説なのでしょうか?
実際の症例を見ていきたいと思います。
慢性的な便秘には注意!
実際、これは都市伝説なのではなくて本当に便秘によって死んでしまった人が過去にいます。
原因は腸閉塞(イレウス)で排便が困難になり腸内にガスがたまって激しい腹痛や嘔吐によりショック症状を起こして倒れてしまったことで、結局その患者さんは誰にも気づかれずに亡くなられてしまいました。
腸閉塞は腸の炎症を起こしたところが癒着して起こる場合や炎症を起こしていなくとも生まれつき(自然)の腸の形で起こることが多いのです。
ですからこういった慢性的に便秘を起こしている人は一度検査を受けた方が良いですし、いきなりお腹が張り出して痛くなってきたなど急性のものも含めて医師の診察を受けましょう。
特に頻繁に便秘が起こっているという人は一度レントゲン検査をクリニックでしてもらいましょう。素人知恵で便秘薬や整腸薬を飲み続けるのは危険ですし、精神的不安も大きくなります。
また、激しい腹痛のほかに嘔吐を伴う「腸閉塞の急性症状かな」と思ったらためらわず救急車を呼びましょう。
腸閉塞の対策と治療
便秘を頻繁に起こす人は水分を多めに取ったり医師の指導をうけて行いましょう。
酷い場合は手術をしますが腸内のガスを抜く等の措置を行えば外科的治療がいらないという場合がおおいです。
また、こまめな水分補給や食物繊維の摂取、1日に1回は排便をして便を腸に残さないという心構えも腸閉塞の治療に大切です。
たかが便秘、されど便秘
ここまで少しばかり恐ろしいことを書いてしまいましたが、日ごろの食事や睡眠、そして健康診断などのヘルスケアを心がけていけば問題ないでしょう。
また、腸全体の機能を見ると人間が生命を維持するうえで大切な器官です。
なので便秘が直接的原因ではないですが滞留便などが毒素を出すとそれが血液を伝って全身に回ります。そうすると内臓にも負担をかてしまい悪循環を起こします。
そして腸を含めた内臓は体の形の維持、要するに美しいボディーラインを生み出すのに重要なのです。
「便秘は万病のもと」、「快便は生命の根源」、「たかが便秘、されど便秘」そう理解してくことで便秘解消と美容、そして長寿への第一歩となるでしょう。