化粧水、コットンでつける?手でつける?
あなたは化粧水をコットンでつけていますか?それとも手でつけていますか?
お肌に水分を補給したいとき、コットンでつけるのが正しいのか、それとも手でつけるのが正しいのか。これについては研究家の間でも意見が分かれているため、どちらを信じたら良いのか判断に悩むという声をよく聞きます。
実際のところ、コットンにも手にもそれぞれ一長一短があります。そのため、どちらが正解になるのかは肌の状態や好みによっても違ってくると考えたほうが良いようです。
それでは具体的に双方にどんな利点や欠点があるのか、簡単にまとめてみることにしましょう。
化粧水をコットンでつける時のメリットとデメリット
■化粧水をコットンでつける時のメリット
・顔全体に、余すところなくつけることができる
・衛生的
・化粧水をほぼムダなく肌につけることができる
・パッティングしたりパックしたりと応用も可能
■コットンでつけるときのデメリット
・コットンの質によっては肌に負担をかける
・とろみのある化粧水や乳液にはやや不向き
・わずかながらコストがかかる
化粧水を手でつける時のメリットとデメリット
■化粧水を手でつける時のメリット
・手の感触で肌の状態を確かめやすい
・手の暖かさによって肌に水分を馴染ませやすい
・リラックス効果がある
■手でつけるときのデメリット
・肌があたたまる分、収斂化粧水をつけるのには不向き
・一度にたくさん手に取ったときにこぼれやすい
・手のひらが成分を吸い込んでしまうという説も……
ちなみに、まずはコットンで顔全体に化粧水をつけ、その後手で細かいところにつけるという方法を取る方も少なくないみたいですね。さしずめ両方の良い所取りといったところでしょうか。
実践!ハンドプレスで肌なじみアップ!
さて、化粧水をコットンでつける場合でも手でつける場合でも、ぜひ実践してみたいのが「ハンドプレス」というテクニックです。
ハンドプレスを簡単に説明すると、基礎化粧品の各アイテムを使った後に、手のひらでやさしく顔を包み込み、馴染ませるという手法。言葉は知らなかったけど、何となくやっていたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
手順はとってもシンプルで、化粧水を使って10秒間ハンドプレス、乳液や美容液を使ってまた10秒間ハンドプレス、クリームを使ってさらに10秒間ハンドプレス、という具合にアイテムをつけるごとに手のひらでやさしく馴染ませます。ちょっと面倒と思われるかもしれませんが、手のひらが持つほのかな熱で、ただ肌の上に伸ばしただけの場合とは段違いのしっとり感が得られるのでぜひお試しあれ。
「水分や栄養分を肌に押しこむ」と表現する方もいらっしゃるこの方法。頬だけではなく、額もまぶたも口の周りにも、やさしくしっかりとハンドプレスしてみてくださいね。