美白のために飲むサプリメント。本当に効果的なのはどれ?4つの美白成分を解説
美白意識の高い人や、美白スキンケアだけでは効果を感じられない人は、サプリメントや内服薬で美白をしている人も多いですよね。
夏のレジャーや海で全身に紫外線を浴びてしまった場合などは、全身に美白美容液を塗ることなんてできないので、体の中から美白成分を取って全身を美白するのは効果的な手段だと思います。
どのような成分が配合されているのでしょうか?
内服の美白成分って?
内服の美白成分は、
ビタミンC
Lシステイン
ヒドロキシチロソール
トラネキサム酸
などがあります。
それぞれ働きが異なりますので、きちんと理解しましょう。
ビタミンC
ビタミンCはできてしまったシミの美白還元効果だけでなく、コラーゲンの生成や健康な皮膚の産生に欠かせない成分です。
ストレスを感じた際にもビタミンCが消費されてしまうので、美白効果にまで必要な分量を取りたい場合は1000mgなどの量を必要とします。
美白内服薬のハイチオールCやシスティナCなどは1000mgのビタミンCが配合されています。
医薬品でなくともサプリメントでも美白用サプリメントがありますが、やはりビタミンCは大量に配合されています。
しかし、ビタミンCは水溶性なので、一定時間が経過すると余分なビタミンCは汗や尿として排出されます。本来は1日3回に分けてこまめに補給することで、体内のビタミンC濃度が一定に保たれるので、効果も安定します。
Lシステイン
Lシステインはアミノ酸の一種です。
食物からも摂れますが、大量に摂取するのが難しいため、サプリメントや医薬品を活用するのがよい成分です。
Lシステインはメラノサイトがチロシナーゼの活性を受けてメラニンを作り出す過程で、チロシナーゼの活性を抑えてくれる成分です。
また、皮膚のターンオーバーを活発にする働きがあるため、できてしまったシミを排出するのに役立ちます。
ヒドロキシチロソール
ヒドロキシチロソールはオリーブの葉から抽出される成分です。
実はメラニンには黒色と白色があり、どちらも作り出しています。
ヒドロキシチロソールは白色メラニンを積極的に作り出す働きがあるため、白色メラニンの生成が活発になるとシミが薄くなることがわかっています。
ファンケルの美白サプリメントに配合されて、話題になった成分です。
トラネキサム酸
トラネキサム酸はもともと炎症を抑える働きをもつ医療用医薬品です。
しかし、近年肝斑を改善する効果が認められて、肝斑の改善のために美白用医薬品として配合されるようになりました。
第一類医薬品扱いで、トランシーノが有名ですね。
ですので、肝斑以外の、紫外線によるシミ・そばかすには効果が期待できません。
やはりビタミンCとLシステインは欠かせない
美白用の内服薬やサプリメントはビタミンCとLシステインが配合されたものがほとんどです。
比較的副作用もなく、安心して摂取できる薬です。
しかし、顔の頬にあるシミを取りたい!などピンポイントのシミの美白対策には、やはり美白美容液のほうが効果はあります。
ですので、美白成分を体の中なら取る際は、スキンケアの+アルファ美白として考えると良いかもしれませんね。