メイク時の日焼け止め、素朴な疑問。塗る順番は？塗り直しは？

 
女性にとって、もはや「日焼け止め」は欠かせないアイテムです。
お肌を大事にケアすることで、シミやシワができにくい肌をキープすることができるのですから、ケアをしておいて絶対に損はありません。

 
しかし、日焼け止めを顔に使いながらメイクもする場合、「これでいいのかな？」「私のやり方は、あっているのかしら？」と、不安になってしまうこともあるでしょう。
今回は、日焼け止めと化粧下地やファンデーションにまつわる女性ならではの疑問と、その解決法や対策について紹介していきましょう。

 

メイク時に、日焼け止めはどのタイミングで塗る？

通常のメイクであれば、まずは化粧下地を使用して、気になる部分にコンシーラーやコントロールカラーを使い、最後にファンデーションを塗ります。
ですが、日焼け止めを使う場合にはいつ使用すればいいのか、わからないという方もいるかもしれません。

日焼け止めを使う場合には、最初に塗ることをおすすめします。
紫外線をカットすることができるファンデーションも販売されており、とても便利だと評判ですが、紫外線を少しでもお肌に当てたくない！という方は、ちゃんと日焼け止めも使用することをおすすめします。
面倒くさがりな方は、日焼け止めの成分が入っている化粧下地などを利用するといいかもしれませんね。

なお、丁寧に塗らないと下地やファンデーションにムラがでてきてしまうことがあります。
鏡の前に座って、丁寧にお化粧しましょう！

 

メイクをしている状態で、下地や日焼け止めを塗り直したい！

紫外線が強いシーズンは、ちょっと動いただけで汗がだらだら！
日焼け止めを塗り直したい！でもメイクを全部落とすのはもったいないし、そんなにたくさんメイク用具は持ち歩けないし……という方は、安心して下さい。
簡単な塗り直し方法があります。

ずばり「アイメイク以外を落として塗り直す」方法を選べば、簡単に化粧直し・日焼け止めの塗り直しが可能です。

まず、化粧落としのシートや乳液をしみこませたコットンで、アイメイク以外のお化粧を丁寧に落とします。
そして、日焼け止めを塗り直し、下地もしっかり塗りましょう。
ファンデーションで仕上げれば、お肌も元通り！

かなりスムーズに化粧直し・日焼け止めの塗り直しができますので、お仕事中やレジャーの最中でも、「他の人を待たせる」「約束の時間に遅刻する」なんてことはなさそうです。

 

保湿をしないと、日焼けがひどくなる！？

日焼け止めを塗って、しっかり下地も使ってファンデーションも塗って、完璧！と思っている方は要注意。
「保湿」も大事です。
秋冬の乾燥しがちなシーズンにだけ保湿をしている女性は、その習慣を改めましょう。保湿は1年中を通して必要です。
保湿をしないで日焼け止めをそのまま肌につけてしまうと、肌にとても大きな負担がかかります。

なお、化粧直しをする時にも、化粧を落としてから肌の保湿をして、それから日焼け止め・化粧下地・ファンデーションを塗ってあげたほうがお肌にやさしくなります。

 

日焼け止めと下地やファンデーションを混ぜてもいい？

朝出かける前にメイクをしなければいけないけれど、すっごく忙しいから一気に塗ってしまいたい！
そういう時に「全部混ぜて、一緒につけてしまえばいいんじゃないの？」と思うこともあるかもしれません。
たしかに、日焼け止めと化粧下地、リキッドタイプのファンデーションを手の甲で全部混ぜ合わせてつけてしまえば、かなりの時短になるでしょう。
ですが、これでは日焼け止めの意味もありませんし、下地をつける意味もほとんどなくなってしまうでしょう。

つまり、化粧崩れしやすい状態になってしまうのです。
自分は気が付いていないけれど、職場や外出中の出先でお肌がドロドロに見えてしまうかもしれません。
これでは、せっかくかわいいチークをしたり、アイメイクを工夫したりしても台無しです。

化粧の手順や使用方法はしっかり守りましょう。
どうしても時短したい方は、化粧下地としても使える日焼け止めなどを上手に利用するのがいいかと思います。

 

肌荒れ中に日焼け止めを使うのは避けて！

お肌が荒れて炎症を起こしていたり、ニキビができていたりする時には、無理をして日焼け止めを使う必要はありません。
特に、SPF値が高い日焼け止めは、肌荒れがひどくなってしまうこともあります。
肌質が弱い人も同様です。SPF値が高い日焼け止めならばしっかり紫外線をカットしてくれそう！と思って使ってみたら、肌荒れしてしまったという女性はここに原因があるのかもしれません。

こういうときには紫外線の強い時間帯での外出を避けたり、サングラスや日傘、帽子などのグッズを利用しましょう。
また、赤ちゃんにも使用できるようなオーガニック素材からできている日焼け止めや、肌質が弱い人でも使えるお肌に優しい日焼け止めを調べて使用するのもおすすめです。

なお、室内にいることが多い人や、デスクワークでの作業が中心の方はSPF値やPA値が低い日焼け止めで充分です。
ただし、窓際の席や日当たりがいい席に座っている方は、気を付けたほうがいいでしょう。

 
化粧下地やファンデーション、そして日焼け止めを上手に使って、お肌のトラブルとは無縁の生活を送りましょう！