アイシャドーの塗り方、簡単なのに仕上がり大満足テクニック
アイシャドーには様々な色味、質感、艶感、時にはラメ入りなどたくさんの種類があります。
自分の好みで塗るのも良し、メイクアップの本やインターネットなどで得た情報を元に塗るのも良し、塗り方は基本的には自由なので、個性が光るお化粧品の一つです。
アイシャドーを使ったメイクアップのテクニックも多数存在していて、なりたい目元に近づけるべく、全体的なバランスを見ながら塗っていけるというお化粧本来の楽しみ方ができるのが特徴でもあります。
このように自由に楽しめるアイシャドーですが、塗り方や色の選択によっては目元を魅力的に見せてくれるか、残念な感じに見せてしまうか大きな分かれ道になる可能性があります。
できれば魅力的な目元を作りたいというのが女性の本音。そこで、簡単に魅力的な目元を作る方法をいくつかご紹介したいと思います。
基本的なアイシャドーの塗り方
まずは基本的なアイシャドーの塗り方から。
メイクには大きく分けて二通りあります。
それは「ナチュラルメイク」と「しっかりメイク」。
この二つのどちらの方に近いメイクアップをしたいかによって、塗り方も変わってきます。
ナチュラルメイクの際のアイシャドー
最初に目の際の部分に締め色を塗ります。
締め色とは塗るアイシャドーの中で最も濃い色のことで、アイライナーのような役割もできる色を指します。
ナチュラルメイクの場合はこの締め色を少しぼかしながら入れると自然な感じに仕上がります。
次にまぶたの部分に中間色を塗ります。
この中間色を入れる時も、中間色と締め色の境目をぼかしながら、自然なグラデーションのようにぼかすと美しい仕上がりになります。
そして最後、アイホール全体に淡い色のアイシャドーを塗って下さい。
この時も、ガッツリではなくほんわか入れる感じでアイシャドーを塗ると、自然な雰囲気の目元が作れます。
これがナチュラルメイクのアイシャドーの基本的な塗り方です。
しっかりメイクのためのアイシャドー
次に、しっかりメイクの場合には、ナチュラルメイクとは塗り方の順番が少し変わります。
初めに淡い色のアイシャドーをアイホール全体に塗って下さい。
次にまぶたの部分に中間色となる色を塗り、最後、締め色となる最も濃い色を目の際の部分に塗ります。
こちらはほんわか塗るというよりも、色味を強調しながら厚塗りしないように塗っていくのが基本です。
このようにナチュラルメイクは締め色から始まり徐々に淡い色を全体に塗っていきますが、しっかりメイクはその逆で、淡い色から締め色へと徐々に濃くする順番で塗っていくと、目元に違いを出しながらアイシャドーを塗ることができます。
この基本の方法を押さえておくと、色での応用が利きやすく、とても簡単にかつ、満足のいく仕上がりになります。
アイシャドーで涙袋を強調する方法
アイシャドーを使って、なりたい目元を作ることができるのもアイシャドーの面白いところ。
例えば印象的でありながらあくまでも自然な目元に見せたいときは、先ほどご紹介したナチュラルメイクの方法でアイシャドーを塗り、最後に涙袋をアイシャドーで強調させるとパッチリとした印象的な目元を作ることができます。
涙袋を強調するには、まず下まぶたの目頭部分に光沢感のあるホワイトかピンクのアイシャドーを塗ります。
ただあくまでも光で目頭を強調させることが目的なので、色を強調するように濃く塗るのではなく薄っすら塗る程度にしておきましょう。
そして、涙袋の中央部分から目尻にかけて薄い色のベージュのアイシャドーを塗ると、ナチュラルかつ印象的な目元の完成となります。
デカ目に見せたいときのアイシャドー
目を大きく見せたいときにはアイライナーの使い方を工夫するというのが一般的ですが、アイシャドーでも目を大きく見せられるテクニックがあるのでご紹介しましょう。
それは目尻に重圧感を持たせる方法です。
目を大きく見せたいときも、ナチュラルメイクのアイシャドーの塗り方を参考にして下さい。
しっかりメイクのアイシャドーの塗り方をベースにしてしまうと、仕上がりが派手な印象になってしまうので、注意が必要です。
塗り終わったら、締め色をさらに指に取り、目尻のまぶたにのせて上まぶたの中央に向かってぼかしていきます。
目尻を強調することにより目の幅を広げることができ、目が大きく見える効果が出ます。
この方法ではほんわかした雰囲気というより、クールでシャープな印象を持たせることができます。
そしてアイラインも目尻よりも少し長く引くことで目を大きく見せる効果があるので、自然な感じでより大きい目を作りたいときは、アイライナーと併用して上記のアイシャドーの塗り方を行ってみて下さい。
このように、ちょっとしたテクニックを使うとアイシャドーで様々なメイクを作ることができます。
基本を押さえさえすればいくらでも好みのメイクに仕上げられるので、アイシャドーの持つ色や質感を活かしながら様々なメイクに挑戦してみて下さい。