ビタミンとカリウム豊富な「にんじんのきんぴら」ダイエットレシピ
にんじんの一番の特徴は、ベータカロテンが豊富に含まれているという点です。ベータカロテンは体内に入ってから必要量のみビタミンAとなり、残りはそのまま蓄積されていきます。ベータカロテン自体にも活性酵素等を除去し、細胞を元気にしてくれる効果があります。それだけでなく、がんやアンチエイジングにも効果的と言われている成分なのです。また、ベータカロテンは脂溶性なので、吸収率をアップさせるためにも、油と一緒にとるようにしましょう。
ビタミンAは体の様々な部分に必要なビタミンですが、特に光や色を感じる為の物質を作る働きや、粘膜を健康に保ち、免疫力を高めてくれる大切な栄養素のひとつです。免疫の低下を防ぐためにも、ダイエット中にこそ積極的に取ってほしいですね。
むくみにも効果的なカリウムたっぷりのにんじん
また、にんじんにはカリウムも多く含まれています。カリウムには塩分を排出する作用があるため、むくみに効果的です。ですので、特に足を細くしたい人は、カリウムを意識して摂取することをお勧めします。カリウムも取り過ぎるとカリウム過剰症となり、不整脈や下痢、吐き気などをひきおこす可能性がありますが、基本的に現代人の食生活では塩分、すなわちナトリウムを取り過ぎている傾向にあるので、そこまでカリウムの取りすぎを心配する必要はありません。
そんな栄養たっぷりのにんじんを使ったおすすめのレシピをご紹介します。
にんじんだけできんぴら
材料
にんじん 1本(小)
ゴマ油 小1
○醤油 大1
○みりん 大1
○料理酒 大1
○鷹の爪 お好み
作り方
1. まず、にんじんの皮をむき、細切りにする
2. フライパンにゴマ油をひき、あたためたらにんじんをしんなりするまで炒める
※しゃきしゃきが好きな人は炒めすぎに注意してください
3. ○の調味料を加え、水気がとぶまで炒める。
※濃いめの味付けがお好みの方は、分量を大1/2に増やしてください
1日1品はにんじんを取り入れたメニューを
にんじんだけでも美味しいきんぴらが出来ます。脂溶性のにんじんを油で炒めることで、効果的に栄養を摂取することが出来ます。ゴマ油の油分が気に成る方は、風味落ちますがオリーブオイルでも美味しくできます。また、栄養価UPのために抗酸化作用の高いごぼうを入れるのもおすすめです。
にんじんは手に入れやすいだけでなく、どんな料理にも加えられる万能野菜ですので、ダイエット中の食卓に一日1品、にんじんを使った料理をつけてみてくださいね。