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ウーロン茶を飲みすぎるとどうなる?1日あたりの目安量は?



ウーロン茶
マイナスカロリーのお茶として、飲む度に優れたダイエット効果が実感できることから多くの人に愛飲されているウーロン茶は、スーパーやコンビニなど、どこでも購入することができる、とても身近で美容効果を得やすい魅力的な飲み物です。

 
しかし、そんなウーロン茶は、入手しやすく手頃なことから、ついつい日常的に飲み過ぎてしまいがちです。
美容や健康に優れた効果がいっぱいのウーロン茶も、その効果を活かすためには、適量を飲むことが大切です。
ではウーロン茶を飲み過ぎることは、どうしてダメなのでしょうか?ご説明していきたいと思います。

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水分補給のつもりが利尿作用で逆効果になることも

ウーロン茶は大変飲みやすく、喉越しが良いお茶です。
しかも飲むと口の中もさっぱりするし、マイナスカロリーのお茶として、飲む毎に体内のカロリーを40kcal消費することができることから、毎日の水分補給としてたくさん飲んでいきたいと思う人もいるかもしれません。

 
しかしウーロン茶には優れた利尿作用もあります。
通常ウーロン茶の利尿作用は、むくみの予防や改善に効果的なものですが、たくさんのウーロン茶を飲んで頻繁にトイレに行くようになると、体に必要な水分も排出してしまうことになり、逆に脱水症状のような状態になるおそれがあります。

 
たっぷり水分補給したつもりが、実は体の大切な水分を失っていたのでは本末転倒です。
必ず一日の適量であるカップに3~4杯(800mlくらいまで)を目安に摂取することを、忘れないようにしましょう。

 

 

脂肪を分解するダイエット効果が胃を痛める

ウーロン茶は基本的には、胃に食事など食べ物が入っている時に飲むことが勧められている飲み物です。
これには理由があって、脂肪分を分解する優れた働きをするウーロン茶だからこそ、胃の中の食べ物の脂肪分を分解している間は良いですが、空腹時の空っぽの胃にたくさんのウーロン茶を飲むと、胃粘膜を守る成分を分解してしまい、胃痛などの原因になることもあるからです。

 
また、ウーロン茶には緑茶と同じ量のカフェインも含まれていることから、ダメージを受けた胃粘膜にカフェインを摂取すると、さらに胃痛や胃の不快感を悪化させることにも繋がります。
このことからも、ウーロン茶は適量を食事や間食とともに飲むようにして、大量に摂取して胃を痛めることのないように注意することが必要です。

 

 

貧血になりやすくなる

ウーロン茶にも緑茶と同じタンニンという成分が含まれています。
タンニンは鉄分と結合すると、鉄分を体外へ排出してしまうので、ウーロン茶を大量に飲み続けることは、せっかく食べ物などから摂取した鉄分を、体の外へ捨ててしまうことになります。

 
このような状態を日常的に続けていると、気が付けば貧血になっていたということもあるものです。
特に女性は毎月の生理で多くの出血をすることから、貧血になりやすいと言われています。

 
しかも貧血は徐々に症状が進んでいくので、自覚もあまりないうちに、悪化していることも多いものです。
ダイエット効果のあるウーロン茶はとても魅力的な飲み物ですが、マイナスカロリーを狙って大量に飲むのは絶対に避けて、必ず一日に3、4杯までの適量を守りましょう。
それ以外の水分補給は、玄米茶やほうじ茶、白湯、麦茶、黒豆茶など、ウーロン茶以外のカフェインが少ない飲み物で補うことがお勧めです。

 

 

ウーロン茶の飲みすぎで眠れなくなることも

夕方コーヒーや緑茶を飲んで、夜になっても目が冴えて眠れなくなった経験がある人は多いことと思います。
体はクタクタで早く眠って楽になりたいのに、何故か頭はしっかり起きていて、眠れないのはとても辛いものです。

 
これはコーヒーや緑茶に含まれているカフェインを摂取することで、中枢神経の働きが活発になり、眠るべき時間に眠たくならないことが原因です。
ウーロン茶にも緑茶と同じ量のカフェインが含まれていることから、飲みやすいからと言って大量に飲み続けていると、夜になっても眠れない状態になってしまいます。

 
このような状態を避けるためにも、ウーロン茶は一日に3、4杯を目安に摂取するようにして、それ以上たくさんの量を水代わりに飲むのは避けましょう。
特にさっぱりしていてダイエット効果があるからと、就寝前に飲んでいる人もいるかもしれませんが、就寝前にウーロン茶をたくさん飲めば、カフェインの作用で眠れなくなるだけでなく、利尿作用もあるので、就寝してもトイレに起きたくなるなど、ゆっくり熟睡することが難しくなります。
夜はしっかり眠って心も体も休ませるためにも、ウーロン茶の適量を守り、夕方以降は飲まないように気を付けることをお勧めします。

 
このように美容や健康に優れた効果のあるウーロン茶も、過ぎたるは及ばざるが如しで、適量以上に大量に飲み続ければ、様々な不快な症状が現れることになります。
ウーロン茶の効果を気持ちよく活かすためにも、飲みすぎには注意して続けていきましょう。

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