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サグラダ・ファミリア1:1882年着工、完成予定は2026年。日本人彫刻家も携わっている



世界遺産

 

バルセロナを代表する観光名所であり、スペインが誇る天才建築家アントニ・ガウディの世紀をこえた作品『サグラダ・ファミリア』。
なんと着工が開始されたのは1882年!2014年の現在も建設真っ只中なのだ。
そのため、いつ訪れても建設中で、19世紀に建築を開始された箇所と現在の建築箇所では、明らかに色が違っている。新築、修復を繰り返しながら徐々に全貌を明らかにしていくサグラダ・ファミリアは、ガウディ没後100年となる2026年の完成を目指している。

 
サグラダ・ファミリア1
サグラダ・ファミリア2

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サグラダ・ファミリアのみどころ

とにかく見どころ満載のサグラダ・ファミリア。他の観光地よりも少し多めに観光時間を予定してじっくりと見て回るのがおすすめ。

 

外観そのものを楽しむ

年間230万人もの観光客が訪れ、その雄大な外観にみな圧巻されるばかり。
聳えたつ塔は、鐘楼の役目があり、バルセロナの街中に鐘の音色が響き渡る設計になっている。

 

日本人彫刻家が手掛ける石像

東側の門にはイエスが誕生し希望と光に満ち溢れ、喜びを表現してた生誕のファサードがある。
そこに装飾されている“楽器を奏でる天使たちの石像”は日本人彫刻家外尾悦郎氏が手掛けたもの。現在はサグラダ・ファミリアの主任彫刻家として活躍している。運がよければ作業中の外尾氏を見られることも。

 

受難のファサード

生誕のファサードの逆サイド西側にある受難の門。誕生のファサードとは石造のタッチも全くことなり、キリストの最後の晩餐から昇天までを描いている。教会の全てが聖書を表現しているのだ。

 

大聖堂の内部

聖堂内部は1歩を足を踏み入れると、石で造られたとは思えない、森のようなゆるやかな曲線が並ぶ空間に驚く。建築と力学に卓越したガウディ建築の最高峰と言える。

 

教会内にあるガウディ博物館

受難のファサード側の地下にサグラダ・ファミリアが現在に至るまでの年表写真などが展示されている。ショップも受難の門にあり、ガイドブック、ポストカード、写真集などがゲットできる。

 

 

未完の大聖堂ついに完成!?

サグラダ・ファミリア財団は2026年の完成予想3D映像を公開。スペインだけでなく全世界も圧巻の最高建築の3D!2020年のオリンピック開催国になれなかったスペインは、2026年サグラダ・ファミリア完成による観光客誘致に力を注いでいる。

http://youtu.be/RcDmloG3tXU
(動画元:Basílica de la Sagrada Família)

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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