べたつく乾燥肌。乾燥している？ベタついている？乾燥肌なのにベタつくメカニズム

乾燥肌なのにベタつく…乾燥しているの？ベタついているの？どっちなの？
このように乾燥肌なのにベタつく人は多いですよね。洗顔後は乾燥するのに、昼すぎにテカる…。このような人も少なくありません。

 
実は肌の乾燥とベタつきは、紙一重なのですよ！乾燥しているのにベタつくのではなく、『乾燥しているからこそベタつく』のです！私もはじめて知ったときは驚きました。
ここでは乾燥肌なのにベタつくメカニズムを紹介しましょう。

乾燥肌がベタつくメカニズム

乾燥肌がベタつく理由は、肌が乾燥しているから。人間の体は、水分を一定に保とうとする働きがあります。肌を覆うように皮脂膜があり、肌を保湿する、外的刺激から守る『肌バリア機能の』役割をしています。

 
肌の保湿が足りないと、なんとか肌の保湿を保とうと、自動的に大量の皮脂を分泌。これが肌のベタつきになってしまうのです。
十分保湿されている肌は、ベタつきがなくキレイ。肌トラブルが起きません。ベタつく肌はさまざまな肌トラブルの原因になってしまいます。

ベタつく乾燥肌が招く肌トラブル

ベタつく乾燥肌は、しわ、しみ、にきび…などの肌トラブルを招きます。
本来うるおいに満たされた肌の角質は、古くなるとはがれ落ちます。乾燥していると、肌の水分を逃がさぬように積もり続け…やがて紫外線でダメージを受けたところがしみに。古い角質は硬く、化粧水で水分を与えても保持できず…やがてしわになってしまいます。

 
古く硬い角質の毛穴は、細く弱く皮脂が詰まりやすくなります。さらに皮脂の過剰分泌がおこり、毛穴が詰まり…やがてにきびになってしまうのです。
にきびといえば脂性肌と思われがち。実は乾燥肌もにきびを招きます。脂性にきびと比べると、改善しづらいのが特徴です。
乾燥による肌トラブルは、古い角質が積もることでおこります。その逆に時期が早まってできた未熟な角質でも、しわ、しみ、にきびを招く原因に。これをターンオーバーの乱れといいます。

ベタつく乾燥肌を改善するにはターンオーバーを正常にする

ターンオーバーの乱れで、肌バリア機能は低下…さらに肌は乾燥のスパイラルに…。まずはターンオーバーを促すよう、しっかりと睡眠を取る、ストレスをためないようにしましょう。スキンケアは保湿重視をこころがけると効果的ですよ。
乾燥しているのにベタつく肌はとても厄介ですよね。昼すぎのメイク崩れにはウンザリです…。日本人のほとんどがこのタイプの肌質だというのですから驚きですよね。

 
乾燥を改善すると、自然とベタつきがなくなります。正しいライフスタイルとスキンケアを心がけましょう。

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