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肌にやさしい生活のススメ…敏感肌を強い肌に改善するための4か条



スキンケア
 
敏感肌を強くする方法はあるでしょうか? 身体なら筋肉をつけたり、健康に役立つ食べ物を食べたりといったことで強くすることは可能でしょうが、肌はどうでしょうか。答えは、ずばりイエスです。身体のように鍛えたりすることはできませんが、反対にいたわってあげることによって敏感に傾きがちな肌を正常な状態に保つことは可能です。


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1. 敏感肌になる時期を把握する

まず最初に、自分の肌がどういった時に敏感になるのかをよく観察してみましょう。人によって千差万別ですが、決まった時期に敏感になるようだということを感じる人が多いようです。よく言われるのが、生理前。生理前は黄体ホルモンの影響で油分がでやすく、ニキビができるという人も多いでしょうが、超敏感肌状態になると、自分の油でかぶれるという状態が引き起こされます。この時期は普通肌の人でも肌荒れしやすい時期ですから、敏感肌さんは言わずもがなですね。次に、生理前と同じくホルモンバランスの崩れやすい排卵時期です。

通常、生理が始まった日から2週間後前後に排卵が起こります。卵胞ホルモンによって成長したら卵子が卵胞から排出されます。排卵期には人によって排卵痛がおこるという人もいますが、この時に肌荒れが起こるという人も意外に多いようです。これはホルモンバランスの変化による肌状態の変化が肌ストレスとして現れたものと思われます。敏感肌はこういったホルモンの変化に非常に敏感ですから、排卵や生理前のホルモン値の変化によって肌荒れを起こしたりします。重篤な人になると排卵によって排出される卵子をアレルギー源として、アレルギー反応を引き起こすという状態も起こってきます。

こういった場合は、皮膚科や婦人科で専門家に相談してみるのがいいでしょう。婦人科ですとホルモンバランスを調整するために、低用量ピルなどを処方してくれることもあります。ピルを飲み始めたら、肌がきれいになったという話を聞いたことはありませんか? ただ、長期間摂取して健康に問題がないかは断言できるものではないので、摂取するにはそれなりの検討が必要です。なんにせよ、ホルモンと肌の関係はとても密接なものがありますので、ホルモンバランスをしっかりと整えることが美肌への近道です。

 

2. 食生活を見直す

今日一日どんな食生活を送りましたか? 朝はパンとコーヒー。昼はコンビニ弁当に夜は外食でパスタなんて方もいるんじゃないでしょうか。やはり、肌も身体も食べるものでできていますから、食生活はとても大切です。面倒くさいからとインスタント食品や外食ばかりしていると、塩分や油分のとりすぎ、そしてビタミンやミネラルの不足から体調や肌の状態も悪くなりがちです。一日に一度は和食中心の食事で、野菜をたっぷり食べ、食後には果物を食べるなど簡単なことから食生活を見直していくといいですね。また、便秘も肌荒れの大きな原因ですから、食物繊維をたっぷりふくむ野菜を意識してとったり、水分も十分にとることも重要です。

 

3. 睡眠を見直す

肌の再生にとって、睡眠はとても重要です。肌荒れがひどいときでも、一晩ぐっすり眠ると朝には少しきれいになっていると感じることが多いですよね。ですので、かゆみがひどいときにはかゆみ止めの薬を塗ったり、内服薬があれば飲んだりして、寝ているうちに無意識にこすったりかきむしって肌を傷めないようにすることが大事です。

質のいい睡眠のためには、眠る前のコンピューターやスマホの使用もなるべく控え、食後すぐに眠ることも避ける必要があります。理想としては、食事から3時間以上後、電子機器の使用は眠る1時間前は使用しない。ゆっくりと入浴をして、ストレッチなどで身体をほぐし、リラックスした状態で眠りにつけるといいですね。睡眠時間の理想は7時間。忙しい毎日で睡眠時間の確保が難しいと思いますが、肌を休めるためにも7~8時間の睡眠がとれると理想的です。

 

4. 肌を休める

休日はフルメイクはお休みして、基礎化粧品に簡単なベースメークで肌を休めてあげることも重要です。メイクが濃くなるとメイクをするときにも肌を触る時間が増えますし、メイク落としもしっかり落とすために肌をこすることになり、必然的に刺激がかかってしまいます。できれば、普段から日焼け止め+パウダーなど、薄化粧で肌にも負担をかけないようにしていくことが敏感肌を強くすることにつながります。

 
どうでしたか。対策を練るにはまず敏感になりやすい自分の肌をしっかり観察することから始め、一つ一つの生活習慣を見直していきましょう。敏感肌の取扱いは優しく優しくが基本。なるべく刺激を与えないようにしながら、体の中から免疫力をあげていくことが美肌につながります。すぐに美肌に近づけなくても千里の道も一歩から、と言い聞かせ、自分のお肌をいたわっていきましょう。

敏感肌さんを悩ます、「化粧品は何を使ったらいいの?」という疑問については、また次の機会に詳しくお話しましょう。

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